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試練の、いくらご飯 (魚卵アレルギー 経口負荷療法)

試練の、いくらご飯 (魚卵アレルギー 経口負荷療法)

先日、長男はまた食物アレルギーの負荷入院をしました。

今回は「いくら」です。

姉妹はいくらが大好きで、お寿司とかで一緒に長男も食べ、アレルギー症状が出たのが最初だった気がします。

でも長男は本当にすぐ吐く子だったし、普段から咳も多かったので、よくわからない部分もありました。

3年ほど前、小児科で先生に相談した時に「あまり神経質にならずに、少しずつ食べさせてもいいかもしれません」と言われて、私のすじこおにぎりを欲しがった長男に、すじこははずし、でも汁がついた状態のおにぎりをあげたことがあります。

しかし食べた直後、おかしな咳をしだして「あ!」と思った次の瞬間には嘔吐。

その後は白目や器官の粘膜も腫れたようでグッタリしてしまいました。

幸い大事には至りませんでしたが、安易にあげてしまったことを後悔しました。

それから3年・・・長男には食べさせてはいなかったのですが、今回は「いくら」についてちゃんと検査をすることにしたのです。

いくら10g。ちゃんといくらの載っているお寿司2貫分くらいでしょうか。

ご飯はなしです。

長男はイヤイヤながらも食べ、心配したようなアナフィラキシー症状はありませんでしたが、やはり気管に違和感を感じたようです。

しかし、意外と成長とともに反応が弱くなっているものもあるのだな、と思いました。

でもクルミやピーナツはかなりな反応があるので、それを見極めるのは、病院などでないと怖いです。

病院ならいざアナフィラキシー症状が出ても、対処できるからです。

 

いくらはとりあえず10gは大丈夫ということなので、家でも定期的に食べさせてくださいとのことでした。

 

いくらを買い、長男だけ朝からいくらご飯にすると、姉妹たちは羨ましがり、長男は嫌がり・・・。

もったいないよね〜!

しょうがないので、姉妹にもあげましたが。

こんなにしてまでいくらを食べさせなくてもいいのでは?という思いがよぎりましたが、お寿司の詰め合わせなどでいくらの粒が他のお寿司についていたり、回転寿司などでもどう紛れているかわかりません。

ピーナツやクルミ、魚卵類は給食にはでないことになっているので、アレルギー対策は必要ありませんが

これからどんどん一人で出かける機会も増えていくだろうし、口に入らないとは限らない。

くるみやピーナツとともに、定期的に摂取させ、体を慣らすしかない。

いつかは、少しなら普通においしく食べられるようになるといいな・・・。

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