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嵐のようなイヤイヤ期、私がとっていた対策。

嵐のようなイヤイヤ期、私がとっていた対策。

 何回か子供のイヤイヤ期のことをブログでも書きましたが、後から考えれば一時期のことなんですが、毎日相手するのはけっこうキツイですよね。

しかもイヤイヤ期(1〜3歳)の間って保育園に入ったりしていないかぎり、お母さんと子供と1対1で向き合わないといけないことが多かったりします。

子供のイヤイヤで、こっちはイライラ期ですよね。笑

でも、感情的になってもお互い良いことありません。

イライラしないように、どういう風に対応していたかまとめてみました。

やらなくちゃいけないことは淡々と行う

親として一番イラっとしてしまうのは、子供のために◯◯しないといけないのに、その子供に反抗されることじゃないでしょうか?

いや、こっちだってしたくないよ。面倒だし・・・でもやらないで良いってわけにはいかないんだよ〜!

そんな時は「正しいことをしてるんだから!」ってムキにならずに、ただ淡々と母の任務(!)だと思ってやらなくちゃいけないことをしていました。

1〜3歳の幼児にとっちゃ、たとえば「歯を磨かなくちゃ虫歯になってもっと痛い思いする」なんて説明されてもやっぱりわからない!

もちろん、子供向け番組なんかでイメトレも効果はあるかもしれませんが、それでも(注射とか)嫌なもんはイヤ!ですよね。

子供にわからせよう、と思うと「なんでわかってくれないの?」ってイライラしてしまう。

こちらがムキになると、相手もムキになって反抗したりします。

なのでどうしてもやらないといけないことはけっこう淡々と行っていました。

でも、暴れたり反抗されたりはなるべく避けたい、と思う時は・・・↓

ストレートに言うのではなく誘導する

こっちはやらなきゃいけないことがたくさん!なのに幼児は不条理そのもの・・・。

そういう時は、「言ってわからせよう」ではなくて、とにかく気をそらしたり、誘導していました。

特に子供は目新しいものや、動くものに反応します。

「これは〜しなきゃダメ」とか「やめなさい」とか言うのではなく、「あ、なんだろうあれ?」とオーバーアクションで指差してみたり、自分も本気でそれが面白そう!というアクションをとると子供もけっこう引き込まれます。

「片付けなさい」ではなく、おもちゃ箱におもちゃを入れるゲームにしてみるとか・・・。

できたら「お片づけできたね」と言って確認。

命令口調でするより、お互い摩擦が少ないです(しかし脳の成長が早い子は、むしろちゃんと説明したほうがいいかも)。

子供の感情に巻き込まれると、こっちもついつい理性をなくしてしまう。

とにかく真正面からではなく、この時期は幼児ならではの習性を利用したほうがお互いすんなりいくのでは。

理屈でわからせるのは、もう少しあとからで良いのではと思います。

多少泣いても放っておく

うちの次女がそうだったんですが・・・

何かのきっかけでかんしゃくを起こして興奮すると、もう本人も何が原因で自分が怒っているのか忘れてしまっていたりします。

・・・こういう時は叱ったり、声をかけてなだめようとしたりすると刺激になって、かえって興奮に拍車がかかる!

なので、こういう時はもうかんしゃくがすむまで放っておきました。

10〜15分くらいすると興奮がおさまってぼーっとするんです。

するとさっきまで泣いて騒いでいたのもケロッと忘れて素直になったりします。

・・・こういうのって子供独特ですよね。子供にとってはまったく悪気がない。

その豹変ぶりにこっちもとまどいました。

とにかく感情の仕組みが大人と子供は違うんだなって本当に思いました。

とはいっても、外で他の人の目があると放っておくというわけにはいかないですよね。

そういう時はなだめているアピールをしながら、時間が流れて収まるのを待つか、場所を変えるかしました。

特にかんしゃくが多い時はこんな原因かも?

子供が、やたらとイライラギャーギャー騒ぐな、という時があります。

こういう時は以下の原因が隠れていることが多いかも?

お腹が空いた・眠い

体調が悪い・どこかが痛い

幼児は、自分の感情や不快な気持ちをうまく伝えられないので「不機嫌」という形で出てきたりします。

「今日は一体なんなの?」とイラっときていたら、後から熱が出たりということがよくありました。

なので叱ってもしょうがないですよね。

だから普段と違うな、という時はここら辺の生理的な不快な状態がないか考えました。

架空の怖い存在を利用する

ここら辺は子供の個性にもよりますが、鬼やおばけなどを利用する手もあります。

親は子供の要求に答えるだけではなく、嫌がることもさせないといけなかったりやっていることをやめさせたりしないといけないことが多々あります。

子供にとって「大好きだけど、イヤなことも言ってくる邪魔な存在」ということにもなります。

そうすると親と子が対立する構図になったりしますよね。

子供のためなのに、「敵!」みたいな感じでこられたら悲しい・・・。

おまけに、いつも一緒にいる母親の言うことはあまりきかなかったりします。

だったら他に「怖い存在」を作って、その存在を使うのもありだと思うんです。

長男の場合、アプリの「鬼から電話」とかもけっこう効果ありましたね。

ヤダヤダ連続されるとイラっとしても、鬼やおばけを怖がっていると、かわいく思ったりもしました。

ただ、繊細なタイプには向かないかも?

でも最近の「鬼から電話」では、怖い鬼や妖怪の他に、イケメンやアイドル、サッカー選手バージョンもあって、「今日も1日お疲れ様」「叱咤激励してあげる」とか言うじゃないですか!

もしかしてここら辺は大人向けなのかな・・・?(^ ^;)

イヤイヤ期を振り返って思うこと

幼児期は「しつけ」以前に、まだ脳も自律神経も未成熟で、言葉の理解や感情も未発達。

わからない・できなくて当然で、成長を見守る時期でもあると思うんです。

イヤイヤする側も、自分のイメージと自分ができることにギャップがあったり、でもどうしていいかわからなかったり、それを言葉にすることもできない、というジレンマの中にいるんですよね。

正直言ってこの時期は、親がどうにもしようがない時期かなと思います。

とはいえその子供が危険な状態だったり、誰かに危害を加える、明らかに誰かに迷惑をかけている時ははぐらかさずにビシッと注意し、それでもダメならその場所を離れるとか、親としてはやっぱり何かしらの対応をしないといけないかなと思います。

でも、あとはあまり「しつけのためにこうしなきゃ!」と思わなくてもいいかな〜と。

時間・約束の概念もまだない幼児に「ちゃんとしつけなきゃ」と思いすぎると、そうはいかない存在にイライラしてしまいます。

この時期に「この子、この先大丈夫なんだろうか・・・」と思っていても、成長するにつれ落ち着いて全く変わったりした子を何人も見ました。

親子が密接なこの時期だからこそ、お互い「敵」になるシチュエーションはなるべく避ける方向で、楽しみながら過ごしていくのが良いと思います。

ちなみに、イヤイヤしていた時に撮影したビデオがあるんですが、今見ると可愛いですね。

その時大変だったこともあるけど、この時にしかなかった仕草、表情。

何か一つできるようになるたびに、それと同じように天使のような仕草を無くしていってしまう・・・。

今でも子供達はもちろん可愛いですが、幼児期のあの動物的・生物的・本能的な?かわいらしさはいつのまにか消えていってます。

その時にできないことやイヤイヤなどの部分にフォーカスしないで、この時しかない部分を楽しんで過ごした方が子育ても楽になるかなと思います。

思春期で生意気なこと言ったら、さりげなくテレビで再生しておこうかな。笑

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