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女の敵は女?それとも・・・男?「ビッグ・リトル・ライズ」

女の敵は女?それとも・・・男?「ビッグ・リトル・ライズ」

いつも読んでいる猫家さんのブログを読んでいたら、海外ドラマ「BIG LITTLE LIES」についての感想が書いてあって、とても面白そうだったので見てみたくなり・・・

もしかしてAmazon プライムビデオで見られるかな?と調べたらあったので、さっそく見ました。

「誰か」が小学校の慈善パーティーで殺されたことで、学校関係者が一人一人取り調べを受けるシーンから始まります。

一見アッパークラスの何不自由なく見える母たち。

でも、皆それぞれに色々な葛藤を抱えて生きています。

「自分の娘があなたの息子にいじめられている!」

「いや、うちの子はいじめていない。」

とママ友も巻き込んでエスカレートする諍い。

離婚した夫とその妻にイライラしたり、自分の夫に暴力を振るわれたり。

何不自由ない暮らしに見えて、皆それぞれの立場で日々闘ってる・・・。

登場人物

気性が激しく、常にイライラして周りを巻きこんでいくマデリン

いわゆるヒステリック・ママって感じで、男性から見たら(いや、女性でもか)一番敬遠したくなるタイプ。

でも彼女はとても愛情深く、過去に離婚したことでまだ深く傷ついている。

そして、今はどんどん手が離れて行く娘たちを感じて寂しさを抱えている・・・。

ジェーンはシングルマザー。

一人息子のジギーがクラスメイトの女の子をいじめていると疑惑をかけられます。

そんなことない!とママ友たち(マデリン、セレステ)にも言われ、息子を信じようとしますが・・・。

ジギーの父親のことが頭をよぎり、母親のジェーンにも暗い影を落としています。

さて最後は賢く穏やかで美しいセレステ。夫にも愛されている。

なんの問題もなく見えますが、実は彼女が一番厄介かもしれません。

夫との関係はいつからか暴力がつきまとってる。

でも厄介なのが、「暴力」が「愛」と密接に絡み合っているからなんです。

暴力=DV(ドメステッィクバイオレンス)を振るわれていると知ったら、誰もが「すぐ別れろ!」と言うでしょう。

でも、四六時中DVが起きているわけではなく、夫婦としての愛が強すぎるくらいあるんです。

だからセレステもそれをDVとはなかなか認められない。

でも沸き起こる夫への嫌悪感、殺意。

・・・夫婦(に限らず恋人同士でも)って難しいですよね。

1対1の関係だから、もしはたから見て異常なことでもなかなか他人が介入できません。

だけどどんどんエスカレートしていく行動に、関係が歪んでいってお互いが消耗していきます。

夫のペニーはかっこよくてエリートなんですが、「超めんどくさい」男!

ドン引きしましたが、けっこうこういう支配欲の強い男性っていそう・・・。

ところで、色々なこと(いじめや浮気、離婚した相手など)でそれぞれの立場で諍いが起きているんですが、あることを境に、母親同士が結束します。

まあ、その「あること」がこのドラマのタネになってしまうんですが・・・。

でもね、今までどんな諍いがあっても、ある時女同士が結束することって実際あるんですよね。

見ていてすごくリアルでした。

「昨日の敵は今日の友」みたいな・・・。

もしかしてこういう結びつきは、男女の関係より深いかもしれませんよ。

「弱い」女性同士ならではの結束は、それこそ「強い」!特に共通で守るべき「秘密」があると。

そういうのどこかで見たな・・・と思ったら、少し前にやっていた小泉今日子主演の「監獄のお姫さま」でした。

でもね、やっぱどこの世界もたくさんの人間同士が密に関わらないといけないのはめんどくさいな!って思いました。

学校やママ友関係で悩んでいたらぜひ視聴をおススメします。

このドラマに比べたら、今の立場はだいぶ平穏かも?と思えるかも。

で、サウンドトラックもすごく良いです!

 

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