小学校卒業を明後日に控えた次女が、5〜6年生に書いた日記をまとめた冊子を持って帰ってきました。
次女が5年生からその日の思ったことを書き、担任の先生がそのことについて感想やアドバイスを書いてくれています。
たった2年間ですが、その間の次女の成長がよくわかります。
中でも、私も思わずハッとした日記がありました。
それは、先生がいない自主学習の時のことを書いた日記でした。
誰かがしゃべると注意する人がいる。
するとさっきまでしゃべっていた人の中に「注意の声がうるさい」と言い返す人もいる。
また、誰かが間違ったことを言ってしまった時に必要以上に責める人もいる。
私は正しいことを言っている人に対して、逆に反発するのは良くないと思う、
反発して嫌な言葉を言われると注意したくなくなる。
実際私もクラスを良くしようとみんなに声をかけた時に嫌な言葉を言われる時がある。
だが注意する側の私にも言いすぎる時があったと思う。
そして何よりも、正しいことを言って嫌な気持ちになっている人の味方になってくれる人が必要だと思う。
いつも注意している様子を見ているだけの人がいるから、注意している人が正しいと思ったら一緒に注意したら良いと思う。
私は注意をされて反発をする人はよくないと思うが、注意も言い方を考えるようにしていきたい。
また周りの人は見ているだけではなく、(注意している人を)助けてあげた方がいいと思った。
〜先生から〜
「素直であること」大事ですよね。
そして気づいて注意する人は、注意で終わらないこと。
人のダメなところを言うことは誰でもできる。
だけどそこを受け止めてどう進めていくかが仲間を作るポイントの一つ。
注意するなということではなく、注意を超えるものがクラスにあると良いですね。
6年生の「12歳の主張」の発表の時も、このような内容を言っていた。
騒いでいる人に「静かにして!」と大声をあげてもかき消されてしまう。
ならばどう言うか?どういえば伝わるのか?
いつもクラスの皆のことを考えて、正しいことを言うだけではなくて、どうすれば伝わるか考えていた次女。
その次女に、いつも的確なアドバイスや勇気付ける言葉を書いてくれていた先生。
その先生は長女の3年生の時の担任でもあり、南野陽子に似ているすごくかわいい先生でしたけど、本当に人間力があるという言葉がぴったりのとてもいい先生でした。
小学校はただ勉強を教わるところではなく、色々なことを学んで成長したんだな・・・。
分厚い日記の束にその日々が込められていました。