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ユーミンの曲を聴いて、自分の一人暮らし時代を思いだした

ユーミンの曲を聴いて、自分の一人暮らし時代を思いだした

去年の紅白歌合戦でユーミンが「ひこうき雲」と「やさしさに包まれて」を歌いましたね。

ユーミンは少し前から音楽配信でも聴けるようになりました。

私は「ダイアモンドダストが消えぬまに」「リフレインが叫んでる」「満月のフォーチュン」と、ここら辺の曲が思い出深いんですが・・・

一番印象に残っている曲は「最後の嘘 (←Amazonでリンクしています)」

Apple Music↓

 

この曲はその頃ドラマクイーンだった常盤貴子さんと高橋克典さん、永作博美さんなどが出演していたドラマ「ひとり暮らし」というドラマの主題歌でした。

ドラマの内容はよく覚えていないですが、希望に溢れた主人公が現実に直面して厳しさを知るというか・・・そんな感じで自分も感情移入したんだと思います。

で、その常盤貴子さんが、今クール久しぶりにドラマの主演をしています。

出てくる相手は唐沢寿明さん!これまた90年代のドラマで大活躍していた俳優さんです。

久しぶりに常盤貴子さんを見たら・・・

なんか貫禄が出てる!

いや、当たり前ですよね。でもやっぱり若い頃の印象が強かったから。

やりがいのある仕事をやめ、家庭に入り家族を支えていた主婦が、夫のピンチで弁護士として復活する!

これは色々な意味で40〜50代に刺さりますよね。

しかし・・・あの当時の繊細な少女っぽさのある女優さんが貫禄のある女性になってるのかぁ。

時の流れを感じるわ〜。(そりゃ年もとるはずだよ)

 

・・・さて、私の一人暮らしは、23歳から結婚までの4年間。

最初は自分の好きな映画のポスターを貼ったりしてウキウキしていました。

実家から職場まで遠かったので、その通勤時間がないのがほんとに嬉しかった!

しかし給料15万円(家賃6万円)で生活はカツカツ・・・!

自炊のためにお弁当を作っていましたが、備えつけの冷蔵庫が本当に小さくて・・(よく旅館やホテルについているタイプです)。

卵焼きを作ろうと割ったら、卵が凍っていたりしました。

またある時は、あさりを食べようと塩水につけてしばらくたってから見てみると・・・

あさりがのびのびと管を伸ばしていて、なんだか食べる気がなくなってしまい、

そのままにしていたら腐ってしまいました。(あさりよ、ごめん)

変態につけられたり、怖い思いもしましたね。

イラストレーターになりたいという夢はあったものの、何の足がかりもなく、昼はグラフィックデザインの仕事をし、夜はあてもないままイラストを描いて、たまにお仕事をもらったりしていましたがそれで生活するなんてほど遠く・・・。

今みたいなSNSの環境があったら、家にいながらイラストを発表する方法もたくさんあるし、色々な人とネットで交流もできたかもしれません。

でも一人暮らし当時(1990年代)はまだそこまでできる環境ではなく、自分で赤くペンキを塗ったブラウン管のテレビがあるだけ!

その当時は携帯も、メールができるくらいだったような。

友達は少なく彼氏もおらず(その後ダンナと出会いましたが)、実家には頼れずお金もないという・・・

この時、孤独の辛さをしみじみと感じました。

で、このユーミンの曲を聴いていて、その当時の心境を思い出しましたね。

でもやっぱりあの頃があったから今があるんだなと思う。

・・・って別にあの頃夢見ていたビジョンとは違うといえば違うんですが。

1日中誰とも接しないと辛い!

給料のほとんどは「自分の好きなこと」ではなく「生活に必要なもの」に消えて行くことがわかった。

これを知っただけでも、一人暮らしをしたかいはあったかもしれません。笑

 

ところで、以前からブログのファンになっている山奈カコさんが描いた漫画を読んで↓

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私とカコさんはおそらく同年代くらいだと思うんですが、18歳で上京したカコさんの初めての一人暮らしの様子がめちゃくちゃ楽しくて笑いました!

私が一人暮らしを始めたのが23歳ですが、それでも洗濯機の回し方とかよくわからなかったりしたけど、18歳じゃほんとまだ子供ですよね。

孤独感に悩まされたりしながらも、明るく乗り越えていくカコさん。

たまに出てくる90年代を象徴する言葉「ポケベル」「スーパーハボキ」「クイズ年の差なんて」がまた「そう!そう!」と言いたくなった。

ちなみにポケベルは私も持っていて、数字を組み合わせるとカタカナになるのを利用してメッセージのやりとりをしていました。

平成ももうすぐ終わる今となっちゃ、もはや異次元ですよね・・・。

今度高校生になる長女のためスマホの契約をしにいって、つくづく時代の変化を感じたのでした。

 

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