前回V村君が次女に「死ね!」と暴言を吐いたことを書きましたが、V村君は色々な友達とそういうもめ事を繰り返していたので、孤立していきました。
たとえば次女が友達に「町内会のお祭りに行こうよ」と言われ、出かけたあとにV村君から遊ぼう、と電話がかかってきたこともありましたが、彼は誘われていませんでした。
後から「電話がかかってきたよ」と言うと「でもV村君とは皆絶対に一緒に行きたくないって言うから誘えないよ」という感じでした。
次女も以前までは避けるとまではいかなかったのですが、あの「死ね!」の一件から、嫌になっていました。
V村君のこの状況、お母さんは知っているのかな?
V村君と次女は幼稚園から一緒ですが、お母さんは息子をそれはそれは愛していました。
いやほとんどの親が、表に出すか出さないかは個人差あれ我が子が大事!なんですが、V村君のお母さんはその愛がかなりあふれ気味というか・・・息子中心に世界が回っていると思ってるような。
愛が少ないより多い方が良いには決まっているんですが、正直ちょっとひいてしまうことも多々ありました。
そんなかわいい我が子ですから、至れり尽くせりだったのかもしれません。
幼稚園の参観で食事の時間に、V村君が口を開けて待っていて、先生が必死に食事を口に入れているのが印象的でした。(他の子は皆自分で食べている・・・)
そんなに大事な大事な息子がクラスの皆に避けられている・・・
どう考えてみてもV村君の方が悪いという状況ですが、伝えてもどう受け止められるかわかりませんでした。
しかし次女がある時、下級生の女子たちがV村君のことを話しているのが耳に入りました。
5年のV村って本当にうざいんだけど!
ほんとだよね!
委員や縦割り活動で一緒だったのでしょうか。
違う学年の子供にまでそんな風に言われてる・・・。
でも、3歳の頃から知っている身としては「自業自得!」と言ってしまうのは少しかわいそうな気持ちもあります。
次女とも何度も遊んでいるし・・・。
「このまま中学校まで進んだら確実に孤立化するのでは」
どう思われるかはわからないけど、1回はお母さんに伝えてみよう、と思いました。
電話やメール、LINEでは誤解が生まれやすいと思ったので、直接会って言おうと思いました。
(そう思ったのには、V村君のお母さんが次女のことを信用しているからという背景もあります)
そして5年生の保護者会の後、V村君のお母さんに
V村君がうちの次女に「死ね!」って言ったの知ってる?
と聞くと、V村君のお母さんはすごく驚いていました。
続きます。