さて、長男が受けたアレルギー抗体血液検査の結果が出ました。
IgEの総量とアレルギーがあると思われる項目ごとに数値とクラスが表示されています。
IgE抗体とは
私たちの体には体内に侵入してきた異物を攻撃するために「IgE(アイジーイー)抗体」というタンパク質が作りだされます。
これが免疫反応なのですが、ある特定の物質に対して過剰に反応してしまうのがアレルギー反応です。
食物アレルギーの場合、食べ物に含まれる主にタンパク質が異物(アレルゲン)と認識されて症状が引き起こされます。
IgEの基準値
1歳未満 20IU/mL以下
1〜3歳 30IU/mL以下
4〜6歳 110IU/mL以下
7歳以上 170IU/mL以下
この抗体は赤ちゃんは持っておらず徐々に増え、7歳くらいで成人と同じくらいの数値が出るようです。
7歳以上で数値が170IU/mL以上だと、アレルギー体質と考えられます。
3歳の基準値は30IU/mL以下。しかし、当時3歳だった長男の数値はなんと!
2552・・・!!!Σ( ̄ロ ̄lll)
すごい数値に驚きましたが、IgEの測定値が高いほどアレルギー反応が強いかというと、そうとも言い切れないようです。
実際は数値が高くても症状が出ない場合もあるし、その逆に数値が低くても症状が出る場合もあるそう。
ダンナはこのIgEの測定値が102ですが、スギやその他の花粉症、口腔アレルギーなどがかなり重症ですからね・・・。
長男の数値は・・・
さて、いくつか怪しいと思われる項目についての結果です。
それぞれの項目ごと右に測定値、その上にアレルギーのクラス(0〜6までの7段階)、0.35ミマンというのは基準値です。
やっぱりというか・・・
ピーナッツは6段階中クラス6!(6が最高レベル)
摂取するといつもすぐ吐いてしまうのですが、それが体の防御反応なのか、呼吸困難を起こすまでには至っていません。
でももし吐かなかったら・・・どうなっているのか。
もちろん数値だけでは測れませんが、重篤なアナフィラキシー症状が出ていてもおかしくないクラスです。
実はこの時はクルミは検査していないのですが、クルミにもかなりアレルギー反応が高かったのでした。
しかし、ナッツといっても種類によって測定値がかなり違うことがわかりました。
とはいえ、ナッツすべて検査するわけにはいきません。
種類も大量にありますからね・・・。
この検査の結果を受け、アレルギーの治療を行なっている国立病院へ紹介状を書いてもらいました。
そこで「食物経口負荷試験」についての説明を受けることになります。
次回はその話について書きたいと思います。