気がつけばもう12月・・・。
11月は子供3人それぞれの、学校や塾の個人面談、臨時保護者会、PTA活動、学芸会と本当に親の出番が多い月でした。
そしてさらに長男のケガがあったり、長男のクラスがインフルエンザの児童が多くて学級閉鎖になってしまったり、次女が発熱して呼び出しがかかったりと、最後の最後まで慌ただしい!
それでもう12月!?
もうクリスマス?年賀状の準備なの?という感じです。
そんな中ですが、先日ギター教室の忘年会があり参加してきました。
最近弾いていても全く上達しなくなり、ただ年数続けていても、自分で「ここを直そう」とか「こう弾こう」と真剣に考えて練習しないと全く意味がないんだなと思っていたところ・・・。
一人ずつ曲を弾いたのですが、尋常でなく緊張してしまってとんでもない失敗の数々をやらかし、かなり落ち込んでしまいました。
さて最後、プロのギタリストの先生が10弦のギターを演奏してくれました。
私は初めて見たのですが、10弦のギターはスペイン人のクラシックギタリスト、故ナルシソ・イエペスが発案し、ホセ・ラミレスの手により第一号が製作されたのだそうです
(そのイエペスはあの有名な映画「禁じられた遊び」の音楽を担当、作曲もしたと言われいます。)
普通の6弦のギターに、低音の4弦を足したものです。
これ、6弦に等しく倍音(共鳴する音)をつけたいがために発明したようです。
10弦弾くのはそれほど出番は多くないのですが、余計な共鳴音を消すテクニックが必須だと読みました。
私なんて6弦で四苦八苦なのに、10弦とか考えられません!
でも、低音が響いて素晴らしい演奏でした。
あんな風に弾けたらいいな・・・。
とはいえ、プロの演奏家は上手に弾けて当たり前なので、それが仕事だとまた色々な苦労もあるのでしょうね。
たとえば絵みたいに、何枚か描いて一番納得のいくものを展示するっていうわけにはいかない。
すべてその時の一瞬の演奏にかかっている、常に0から作り上げないといけない芸術ですから。
全然楽器は違いますが、母がプロの演奏家だったので、音楽の道の厳しさ、深さは間近で感じていました。
本当に正直に、その楽器ごとに向き不向きがあり、ギタリストはやはり指が長く関節が柔らかくないといけないと思います。
私は指が短く(特に小指。付け根から5.2cmしかない!測ってみたら長女5.8cm、次女は6cmある。)関節が硬くて、さらに弦を押さえるための力も足りないという・・・完全に向いてない。
でもそれだけでなく、プロの演奏を聴くと表現が雲泥の差なので、自分の演奏が嫌になってしまうんですよね・・・。
だけどだけど、
ただ、少しでも弾いて楽しい時があればいいか。
私はなんでもすぐに飽きて途中でやめてしまうのですが、50歳くらいまでは続ける!
・・・つもりでいます。