幼稚園ではママ友との付き合いが必須ですが、中には本当に驚くべき人がいます。
この記事は、その中でもひときわ異彩を放っていたママさんのお話です。
常に巻き髪、そしてスーツ姿。
彼女は庶民的な幼稚園のママさんの中では異彩をはなっていました。
彼女は娘を私立小学校に入れるため、娘を塾に通わせていました。
そして、周囲のママさんに(聞いていないのに)私立受験の極意を語るなどして完全に浮いていました。
ちなみに私も彼女に力説されたことがあります・・・。
塾とか送迎が大変なんだけど、やっぱり子供のために頑張らないといけないわよ〜
私は小学校は近くの公立でいいや、と思っていたので、彼女の熱弁にはかなり「圧」を感じました。
娘は将来女子アナになりたいって言ってるの
1日に何時間も勉強を頑張っているのよ。
などと、聞いてもいないのに周囲のママ友に言っていましたが、娘は希望の小学校に合格したようでした。
そして、そのことを私の友人にメールで伝えてきたのですが・・・その文面に友人は困惑でした。
家族で小学校のそばに引っ越すことになったから、家を売ろうと思っているの。その家はすごく素材にもこだわった家で、本当に素晴らしいの!
と、家がどんなに素晴らしいかを延々とつづっていたそうです。
受け取った友達は意味がわからず、
はぁ!?いったい何が言いたいの?
と思ったそうですが、実はそれには理由があったんです。
後日、友達の家に彼女が突然電話をかけてきました。
全然親しくないのになんで?
と思ったようでしたが、彼女は自分の娘が合格したの!と嬉しそうに言ったあと、
で、小学校のそばに引っ越すから、家を売りたいんだけど、今の家はこだわり満載だから、次に住む人たちに勝手に変えてほしくないの。
あなた、今賃貸に住んでいるのよね?だったら買わない?
あなたなら、勝手に家をリフォームしたりしないで住んでくれるかな、と思って電話したの。
と驚くべきことを言ったんです!!!
友人はムカつく気持ちを抑えながら、将来は親と二世帯住宅を建てる予定だから、と断ったそうです・・・。
しかも、同じ内容の電話を他の人にもかけていたとか!
結局誰かには売れたようで、その一家は引っ越していきました。
ちなみに別の友人は彼女に
公立志望の人とは話が合わないから〜
と言われたそうです。
彼女は、自分の思うような環境で生き生きとしているんでしょうか?
たまに思い出します。