そろそろ新年度の準備の季節ですよね。
私は3人の子供の通園・通学グッズをいつも作っていますが、後から「失敗したな」と思ったことあります。
布、なんとなく選んでいませんか?
姉妹の小学校入学をひかえて通学グッズを作るとき、私はなんとなくキルティングを選びました。
でもこのチョイス、後悔することになりました!
下のは次女の防災頭巾入れです。(裏側)
取っ手部分を下向きに椅子の背もたれにかぶせて、後ろから防災頭巾が取れるようになっています。
キルティングとデニムの組み合わせで作りました。
しかし3年後・・・
キルティング側の背が一番当たる部分がボロボロに!
(下の写真は背側)
なんでこんなふううになってしまうのかというと・・・。
キルティングは薄い布に綿が挟まれている状態なのですが、表布が普通の布より弱いんですよね。
たとえるなら、トイレットペーパーのシングルよりダブルのほうが薄いみたいな?
あまりにもボロボロだったので、長女のも次女のも、3年で表面の布を変えました。
下のバッグは、長女の防災頭巾入れバッグです。
次女のと色違いで作ったものがボロボロになり、3年で下のキルティング地で作り替えましたが、卒業する頃にはこんな無残な姿に!
なんでまたキルティングで作ったの?(´・ω・`)
・・・って思いますよね?
実は最初にまとめて買ってしまっていたんです。
でもキルティングは
縫いづらい、洗濯の時にかさばる、乾きづらい・・・
と、正直おすすめしません。
(ただ子供用の座布団にしたい、壊れやすいものを入れる、そんなに摩擦が心配じゃないものなどにはいいかもしれませんが・・・。)
裏地つけなくても良さそう、と目先の簡単さを選ぶと、布地が弱くてもたないということに。
あと、麻も弱いですね!!!
ナチュラルテイストにしたい時などつい選んでしまいますけどね・・・。
もし使いたいときは、綿やデニムと重ねて使うといいと思いますが、それでもこうなります。
この時は直しましたが・・・↓
(これは長女の幼稚園入園の時に作ったバッグで、中学生になっても音楽バッグとして使っていたので、もう寿命ですね。)
綿麻の生地は、そんなに重くない物を入れるのなら大丈夫ですが、何度も洗うのが前提で丈夫さを求める通園・通学グッズの素材は、やっぱり綿やデニムがいいと思います。
ただデニムはあまり厚いとミシンの針が折れてしまったり乾きづらかったりするので、そんなに厚みのないものがいいです。
綿とデニムを組み合わせて使うのもおしゃれに見える上(綿のプリント柄はけっこう高かったりするので)安価なデニムと合わせることにより節約になることも。
またプリント生地を選ぶ時、柄は一定方向のものより、ランダムな柄(天地がない)方が、余った時なども転用しやすいです。
次の投稿では、ミシンについてを書こうと思います。