さて次女の妊娠のときにちょっと困ったことが2つありました。
1つは、持病の鼻炎が悪化したことです。
しまいには両鼻が詰まり鼻呼吸がまったくできなくなり、夜もあまり眠れず、酸欠の金魚みたいでした。
ツワリがない分まだ幸運だったのかもしれないのですが。
2つ目の困ったことは、これは自分たちでやったことである程度は覚悟はしていたのですが、とにかく金欠でした。
家はいずれ買おうと思って貯金はしていたのですが、保険だ仲介手数料だ、と想像以上にかかるものですね・・・。
そして小さい子が二人になるなら車も、と中古車も購入したので、そちらも税金だ保険だと万単位で飛んで行きました。
妊娠の検診も、病気ではないのでほとんど自費。
もちろん、1回は通っている道なのでわかってはいたのですが・・・一人と二人は違いますね。
これからはオムツも2人分!
ローンも組んだし、貯金は瞬く間になくなっていくし、この時が我が家最大の金欠期でした。
とうとうダンナと二人で貯めた五百円玉貯金まで空けましたね。(数万円はありました。笑)
バタバタと年末に引っ越し、後片付けや、長女の子育て、単発の仕事などで慌ただしく毎日が過ぎていきました。
周辺の生活にもまだ慣れず、長女が赤ちゃんの時に近くの教習所で免許はとったものの運転も初心者。
その時の中古車についていたカーナビがまたとんでもなく使えない代物で、ものすごく遠回りでナビされたり、行った道を戻らされたりと振り回されながら助産院に通いました。
そうこうしているうちに臨月。
検診で「子宮口がもう3cm弱開いているから気をつけてね」と言われました。
長女の時は子宮口3cm開くまで、陣痛に10時間も苦しんだのに、違うものだなと思いました。
しかし結局予定日。
出産後のお手伝いをお願いしたお義母さんが「もう落ち着かないから来たわ」
と言って到着した日・・・なんと陣痛が起き始めました。
次女の出産 次の話