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出かけられない冬休み。クリスマスプレゼントにオススメな本。(幼児〜小学生)

出かけられない冬休み。クリスマスプレゼントにオススメな本。(幼児〜小学生)

早いものでもう12月。

そろそろクリスマスも近づいてきましたね。

とはいえ新型コロナの感染拡大で、パーティーや飲み会などしないで、家で過ごす人も多いのでは。

でもそうなると、ついつい子供達はゲームばかりになりがち・・・。

「じゃあ本をあげようかな」と思っても、大人が読ませたいと思う本て、子供は読まなかったりします。

でもうちの子供達が実際に読んでいる本から、「この本なら大体の子供は喜んで読むのでは」と思う本を年齢別にまとめてみました。

幼児(3歳)〜小学校低学年

ページをめくるのが楽しい絵本

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偕成社
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見開きで10階ずつ、色々な動物や、海の生物などが暮らしている様子が描かれています。

ひらがな、カタカナも書いてありますが、絵を見るだけでも楽しいので、幼児から、幅広い年齢の子供にあげて喜ばれる絵本だと思います。

このシリーズは持ち運びしやすいミニサイズもあるようです。

子供にも大人にも大人気の絵本

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なんとなく今まで「絵本」て、絵があって、ストーリーがあって・・・、と思いこんでいたんですが、このヨシタケシンスケさんの絵本て、これといったストーリーがあるというわけではないんです。

でも、「そういえば子供の頃って、こういう発想だったな・・・」とハッとするんですよね。

決して押し付けがましくない、自由で伸びやかな想像力に、肩の力が抜けます。

説教くさくなく、なんだか自分の気持ちの代弁をしてくれているような感じがするのか、子供も大好き。

鼻クソほじる癖がなかなか直らない長男にはこの絵本がいいかも?↓

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おしりが顔の探偵が活躍するという、なんとも自由なお話。

おならとかおしりとか、子供が大好きな要素が詰まっていますが、下品にはならずにノホホンとかわいい絵柄で大ブーム継続中です。

おしりたんてい(絵本シリーズ)

小さな子供はまずはこちらから。

ひらがな中心なので、5歳くらいのお子さん一人でも読めるかも・・。

(第一作)

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ポプラ社
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(最新作)

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おしりたんてい(読み物シリーズ)

すらすら字が読めるようになったら、読み物シリーズを。

(第一作)

(最新作)

ちなみにうちの長男もこのシリーズ大好きでした。

今は本は読まないけど、テレビで放送しているのは録画してかならず見ていますね・・・。

ところで、第一作と比べると、最新作はちょっと絵の雰囲気が変わっていますよね。

アニメっぽくなっているというか・・。

おしりたんていはアニメで放送されているので、そことあまりギャップがないように考慮しているのかも?

行事と食べ物について、知るきっかけになる絵本

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講談社
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お正月に祖父母の家に挨拶に行ったきみちゃんが、お正月の習わしとともに、お雑煮を食べることになりり、皆同じだと思っていた「お雑煮」が、実は住んでいる地域で色々な具材・味付けがあると知ります。

優しいタッチで、たくさん描かれたお雑煮に「こんなに種類があるんだ!」と私も驚きました。

帰省が難しいこの冬休みは、この絵本をとおして、ふるさとの味について考えてみるのもいいかもと思います。

小学校中学年〜

おもしろいのにためにもなる!科学漫画シリーズ

最近では東大クイズ王を起用して宣伝していますが、「面白くてためになる」とシリーズ累計1000万部を突破したそうです。

韓国が発祥、2008年に発売された「昆虫世界のサバイバル」から始まったようですが、2020年12月現在、73冊もシリーズが出ています。

読書嫌いの長男が夢中になって読むので、うちも相当購入しましたが、まだまだ読んでいないものあるんですよね。

「海のサバイバル」「砂漠のサバイバル」などは、まさに「サバイバル」的な内容で、北極星の探し方や罠の仕掛け方・・などの知識が面白く載っているんですが、私がおすすめしたいのは主人公が「ジオ」のシリーズ。(サバイバルシリーズは何人か主人公がいます)

最近起きた社会的な出来事や身近な問題をテーマにしたシリーズをいくつかご紹介します。

まさに今!新型コロナウィルスの理解がより深まる。

少し前まで、たとえ先進国でも、同じウィルスの脅威にここまで脅かされるとは思ってもいませんでした。

いったいどうしてこんなウィルスが出てきたのか、ウィルスと菌はどう違うのか、免疫とはどういうことなのか・・・

難しい内容ですが、ジオの冒険とともに楽しく読めるので、新型コロナウィルスで大変な社会になった今、子供達も理解が深まるのではと思います。

衛生状態が悪い場所だけの話じゃない。身近に潜んでいる脅威!

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寄生虫、と聞いて頭に浮かぶのが「サナダムシ」や「ギョウ虫」。

今は子供達のギョウ虫検査もなくなり、身近には寄生虫がいなくなったと思いきや、今でもた〜くさんいるんだ!と思い知らされました。

たとえば「アタマジラミ」。

通っていた幼稚園でも流行ったりしていました。

頭を毎日洗っていても、ちゃんと薬液や専用の櫛を使わないと駆除できないんです。

それから「トキソプラズマ」。

猫などから感染することが知られていますが、猫を飼っていない私のママ友が妊娠中に感染し、本当に驚いて心配していました。

胎児が感染すると、障害が出ることがあるんですが、その赤ちゃんは大丈夫で、本当に皆ホッとしました。

他にも、イカなどに寄生する「アニサキス」が、生のお刺身で食べるとき生きている可能性があると、細く切ることが必須ですよね。

でもこの本には、他にも恐ろしい寄生虫がたくさん載っていて、あらためて注意しないと、と思いました。

でも漫画なので、グロテスクな描写はほとんどありません。

大人が読んでもためになります!

アレルギーっていったいどういう反応なんだろう?

うちの長男は喘息、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎持ちというアレルギー体質。

スギ花粉やハウスダストアレルギー治療のため、舌下療法を毎日続けて、毎年1回は血液検査を受けています。

でも、なんでアレルギーって起きるのか、アレルギーが原因で起きる危険、アレルギーを持つことで登場人物が苦難にさらされたりするこの本を読んで、共感ができたようです。

自分の大腸にも1キロもあるなんて?

目には見えない細菌・菌類などの生命体を総称した「微生物」

病気を引き起こす病原菌やカビ菌もありますが、発酵食品として利用したり、菌から抗生物質を作っていたりと、人類は昔から利用したりもしています。

この本を読んで、長男は家で作って食べているヨーグルトにも「なるほど」と納得したようだし、前々から「台所のタオルで口を拭かないように」という意味もわかったようです。

(本の中で、台所の付近はまな板などと同様、細菌がすごく多い)

そして私自身もこの本を読んでみて、どれだけ目に見えない微生物でこの世が構成されているか実感します。

そもそも人間の、大腸の細菌だけで1キロあるっていうんですからね・・・。

ゲームもいいですが、人間が作り出さないものでも、この世はたくさんの不思議に満ちているんだと思うきっかけになる本です。

まとめ

物が増えがちなので、Kindleなどの電子書籍も購入したりしますが、特に子供にとっては「本」という体積を持った物が良いなと思っています。

大きさや肌触り。

「100かいだてのいえ」みたいに、手でページをめくるワクワク感も、読書の楽しみかなと思います。

あと、目感覚ですぐ、気になるページに戻れたり。

そして意外と子供って、気に入った本は何度も読むんですよね。

科学漫画シリーズは、大人も「なるほど」と思うことが多いので、こういう本はなるべく読ませてあげたいなと思います。

ちなみに長男のクリスマスプレゼントの希望は、「科学漫画をどっさり・・」とのこと。

クリスマスプレゼントでなくても、子供に何あげようか?(もちゃはもういらないし、ゲームばかりでも心配・・)と思っている方の参考になればと思います。

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