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エピペンの使い方の研修に行ってきました。

エピペンの使い方の研修に行ってきました。

さて前回の投稿で、エピペンの研修に行くことにしたことを書きましたが、その研修日になりました。

研修は私だけで行きました。

(どこの病院でも使い方の説明はあると思いますが、その病院は国立病院で研修する人も多いせいか、研修日があるのかと思います)。

当日の3時、小児科の前で待っていると、研修してくれるお医者さんが研修希望者を呼んで違う部屋に移動しました。

会議椅子やテーブルが置いてあったので自由に座ると、テーブルの上には練習用のエピペンとパンフレットが置いてありました。

まずはそこでエピペンについてのムービーを放送し、エピペンについて以下のような説明がありました。

エピペンの種類

エピペンは体重15キロ以上から使え、15〜30キロまで用(アドレナリン0.15mg)

30キロ以上用(アドレナリン0.3mg)があります。

アナフィラキシー症状はどういう時に起こるか

その人にとってのアレルゲン物質を食べてしまったり、食べなくてもアレルゲン物質が呼吸、皮膚から取り込まれた時、激しく運動したあとやハチなどに刺された時

エピペンを使用するべき症状

●消化器の症状

繰り返し吐き続ける、強い腹痛が続く

●呼吸器の症状

ゼーゼーする・息苦しい・強い咳が出る

●全身の症状

顔や唇、爪が青くなる・脈が不規則になる・失禁・意識の混濁・ぐったりしている

エピペンの使い方

このサイトに詳しく載っていますが、簡単に説明します。

エピペンの箱の中にはエピペンと、練習用のトレーナー、登録はがきが入っています。

使う時はケースから出して青いフタを取り、先端(オレンジの方)を症状の出ている人の、太ももの前外側に垂直になるように押し当てる。(カチッとなる)

↓はイメージ図です。

数秒待ってからはなし、先端のニードルカバー(オレンジの部分が)注射前よりのびていたら完了。

ケースに戻す。

くれぐれもオレンジの部分に指をあてたり、他の人にぶつけたりしないよう注意されました。

見えないけど針が入っているんですよね。

実際にやってみて

その研修では練習用のエピペンの他に、使用期限が切れた本物のエピペンがあり、「やってみたい人」と聞かれたので手を挙げました。

用意された発泡スチロールに押し当てると『カチッ!』とバネがはじけたような感触が伝わってきました。

もしアナフィラキシー症状が出ている人が暴れていたりすると、ちゃんとできるかな?と思いました。

他に大人がいたら、一人が抱えたり支えたり抑えたりして、「ちょっとチクっとするよ」と声をかけながら使えるといいなと思います。

子供が小さくて、自分一人しかいない場合は、自分の体で押さえこんで使うイメージかなと思います(苦しくないように)。

またエピペンは衣服の上からでも大丈夫とのことです。・・・とはいってもあんまり分厚い服ではダメですよね。

アナフィラキシー症状の時の対応(図解)

もらったカードを載せます。

1、状況把握と連絡

2、エピペン注射

3、救急受診

注射は勇気が要りますが、押せば針が出る仕組みであり、保育職員は緊急時のエピペンの使用は責任を問われることはありません。

エピペンはの副作用としては、血圧が上がったりしますが一時的なものですので、「迷ったら打つこと」とされています。

エピペンの使用期限

エピペンは1年ごとに交換しないといけません。

使用していないエピペンを医療機関へ持って行きまた処方してもらいます。

また、1年たっていなくても液が茶色くなったり沈殿物が現れたりしたら交換します。

質問

最後に「何か質問がありますか?」ということでいくつか質問がありました。

A.保育園などで預かっていざという時やってくれるのか?

Q.それは個々の保育園によるので聞いてみてください

A.ランドセルなどにいれっぱなしでも大丈夫か?

Q.本来エピペンは15度から30度までの状態での保存が望ましいです。

しかし、たとえば車に入れっぱなしにする、日中外に出しっぱなしにする、冷蔵庫に入れるなどは禁止だけれど、暑い日は保冷バッグに入れるなどの工夫で大丈夫とのことでした。

実際使うシチュエーションにならないのを願っていますが、家に常備してあると安心だなと思います。

家族にも使い方の説明をしようと思っています。

 

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