テニス全米オープンで優勝した大坂なおみさんが帰国しました。
まだ若干20歳なのに、完全に女王の勝利を願うムードの中で優勝を決めたこと、本当にすごいですよね。
以前より絞って細くなったせいか、対する女王の貫禄に比べると妖精みたいに見えましたが、実は180cmもあるんですね!
優勝を決めた時のインタビューでは、審判に対してブーイングが飛び交うちょっと嫌なムードの中、なおみさんが
今日は皆セリーナを応援していたのに、勝ってすみません。でも、セリーナと対戦するのは私の夢でした。試合を見てくれてありがとう
と言い、ブーイングから、一気になおみさんの優勝をお祝いする気持へと観衆の風向きが変わりました。
闘志はもちろんとても持っているんだろうけど、ギラギラしたりストイックすぎる感じもなく、ふんわりしたそのムードはなおみさんならではなんだろうな・・・。
強いのにもかかわらず、インタビューでは子供みたいな素直さが感じられるその魅力は、海外でも好意的に受け止められているそうです。
ところで今日の日本の記者のインタビューの中で、
「古い日本人像というもの・・(中略)・・古い価値観があると思うんですけど、大坂選手の活躍でバックグラウンドが報道されるなかで、そういった価値観を変えようといった動きが出ていると思うんですけど、ご自身のアイデンティティーについてどう考えてらっしゃるのでしょうか?」
この質問に困惑するなおみさん。
書いたよりもっとしどろもどろだったので、私も聞いていて意味がわかりませんでした。
でもアイデンティティーとか何?古い価値観てハーフのこと?
色々な人種がいて当たり前のアメリカに暮らしているなおみさんにとって、この質問は「は?」としか言いようがないと思うのですが・・・。
私は私
という答えが素敵でした。
・・・この質問した記者(ハフィントンポスト)、いったい何を言わせたかったんでしょう?
ところで他の質問で「日本語でなんという言葉が好き?」という問いに
ムラサキ
と答えた理由にびっくり!
ガラスの仮面を読んでいたから・・・
???耳を疑いました。
ムラサキが好きって、紫のバラの人(速水真澄)のことだったんだ!
まさかなおみさんもガラスの仮面を読んでいたなんて・・・。
もしかして影から主人公(マヤ)を見守る紫のバラの人みたいな人が自分にもいたらいいな、と思っていたかも。
このエピソードが広がったら、なおみさんのお祝いには紫のバラが届きそうですよね。
最後に言った
こんにちは〜。おすしはすごくおいしい
には、思わず爆笑してしまいました。
とにかく、大坂なおみさんおめでとうございます。
大好きになりましたよ〜。