お義母さんか来てくれたその晩、なんと陣痛が起こり始めました。
寝出してから起きた鈍い痛み・・・。
その痛みが十分間隔で起こり「これは陣痛だ!」と確信しました。
ダンナに話し、助産院へも連絡して皆で車で向かいました。
でも、車に揺れると陣痛が促進されるんですよね・・・。
陣痛は五分おきになり、かなり不安でしたが、なんとか助産院まで持ちこたえました。
さて助産院へ到着し、4畳くらいの和室に通されました。
そこには分娩台もなく、シートが敷いてあるのみ。
自由な格好で産むスタイルです。
私は横向きに寝転びました。
少し陣痛が弱まってきたのですが、テルミーという金属の筒の中にお香を入れたもので体の末端をさすられると血行が良くなるのか、陣痛が強くなってきました。
個人病院の時は微弱陣痛でも何をされるわけでもなく、木馬に乗ったり自力で歩き回ったりしたのですが、そこの助産院では助産師さんがつきっきりで介助してくれたのがすごくありがたかったです。
産道もすっかり柔らかくなった、とのことで破水させられました。
そしていよいよ出産!ここからはひたすら力を入れて頑張るしかない!
強いふんばりでまずは頭が出て来ました。
股に頭が挟まっている状態・・・その時がいっちばん辛いです!!
「今が一番辛い時だ。あともう少しで楽になる。」
と自分に言い聞かせていました。
そして次の陣痛の波に乗って私は思い切り力を込め、助産師さんも赤ちゃんを引っ張り出し、
ついに・・・!
元気な産声をあげて、次女が生まれました!
その後胎盤も出て来て、助産師さんが見せてくれましたが、なんだか大きなレバーみたいでした。
病院では胎盤なんて見る間も無く処理されていましたから、自分の内部にあった胎盤を見るのも初めて。
血の塊みたいな・・・ちょっとグロかったです。
なんとその胎盤、食べる人もいるみたいです。
私はちょっと気持ち悪くてそんな気にはなりませんでしたが、まあ動物のレバーだって食べるんですから、食べられますよね。
胎盤のエキス=プラセンタは若返りに効くと言われていますし、使えばよかったかな(どうやって!)?
そして長女もその場で赤ちゃんと対面したのですが、長女もまだ一歳10ヶ月。
妹なんてわかるはずありません。
何これ?っていう感じでした。
次女の出産 次の話
2-4.最初の出産に比べて二人目は