インフルエンザから、まさかの感動物語!

今年長男と次女がインフルB型にかからなかったのは、2年前にかかったからだと思う、と何度か書いていますが、その2年前の時のことはすごく印象的でした。

長男が幼稚園の年中、次女は4年生でした。

その時の次女の担任の先生は、アメリカからの帰国子女の若い男の先生で、見た目的にはちょっとチャラい(失礼!)に見えました。

しかし、クラスの生徒一人一人に対し、クラスの皆が良いところを探して伝える「褒め言葉のシャワー」や、「ディベート(議論)」を取り入れるなど、今までにない教育方法を取り入れていました。
   

揉め事なども色々ありましたが、話し合い、個性的な生徒も皆が認め合えるような、すごく良い流れのクラスでした。
次女はその中でまとめ役として1年間頑張っていたのですが、長男から次女にインフルエンザB型がうつり、二人とも登校停止期間を考えると、3学期の終業式も出られなくなりました。


インフルで登校できない次女に、先生が帰り道だからと、通知表を持って来てくれることになりました。

そしてインターホンが鳴り・・・。

玄関に行くと、なんとたくさんの生徒が来ていました!


「今日(次女)のところに通知表を持っていくと言ったら、みんなが、1年間頑張った(次女)に会いたいって一緒に来たんです。」

我が家は小学校からは皆の家と逆方向。

給食もないし、皆お腹空いているだろうに・・・・。

次女は回復しているとはいえインフルをうつしては大変なので、玄関からは出ずに、その場で

「みんな来てくれたんだ、ありがとう」と手を振っていました。

私は人望があるタイプでは決してないのですが、次女は幼稚園でも小学校でも頑張り屋で、親が言うのも何ですが、正義感が強いところがあります。

男女問わず、次女のことを認めてくれている友達が、こんなにたくさんいる!

次女は、長女と長男と比べると比較的手がかからない子でしたが、それでも小さい時はかんしゃくが一番ひどくて、「この子大丈夫なのかな?」と真剣に心配しました。

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でも、こうやって人望のある子になっている。

本当に感動しました・・・。

インフルエンザや病気は辛いことが多いですが、インフルエンザからこんなに温かい人の気持ちを知ることができるなんて!

この時のことは一生忘れないと思います。

しかし、このまま感動で終わる我が家ではなかったのです・・・。

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