前回、SNSを通して海外に住んでいる人たちと交流を持て、温かな贈り物をいただいたことを書いたのですが↓
ドイツに住んでいる従姉妹に、こちらからもクリスマスプレゼントを贈ることにしました。
「何が良いかな・・」と考え、食品、マスクケース、オリンピックロゴつきグッズ、そしてたくさん買ってあった日本茶のティーバッグを、いくつか贈ることにしました。
でも海外に小包を送ったことがないから、どうしたらよくわからない。
住所や電話番号は、あらかじめ従姉妹に聞いておきましたが、とりあえず箱に入れてから郵便局に行って聞いてみることにしました。
窓口でどうしたら良いのか聞くと、重さを計ってEMS(国際スピード郵便)が良いとなったんですが、「ヨーロッパへの荷物が大幅な遅延が生じていること、荷物は直接相手に手渡されずドアの前に置かれること、さらにもしかして送り返される可能性もあること」という説明の後に、
「それで了承いただけましたら、この注意書きにチェックして、書類を書いてまた窓口にお持ちください」と依頼書と書類を渡されました。
荷物を隙間なくしっかりテープで留めてから、その書類を見てびっくり!
住所や電話番号の他に、「内容品の詳細な記載」「内容品の原産国(商業物品のみ記入)」「内容品の個数」「正味重量」「内容品の価格」をローマ字で書かないといけなかったんです!
「内容品の詳細な記載」はローマ字で書けたんですが・・・
え・・・ティーバッグって何個入れたっけ???
1個何gで、トータルでどれくらい??
しかも価格・・・???
ティーバッグはたくさん買ったうちの10個ほどなので、1個あたりいくらなんだ?
そして、日本茶といえども原産国まで見てなかったよ・・・
他にもマスクケースやオリンピックロゴつきのグッズ・・・
いくらで何gでどこ製???
確かめようにも、荷物はもうテープでぐるぐる巻きになってます。
家に帰ってから、全部計ったり確認して、また後日出直すか・・・
いや、今の新型コロナの感染状況じゃ、遅くなればなるほど状況は悪くなっていくような気がする。
結局なるべく思い出しつつ、グラム数や金額も計算機片手になんとかトータルで帳尻を合わせすべて「Japan」と記入し、郵便局に預けました。
いや・・まさかここまで細かい記入が必要とは思ってなかった。
国際郵便は宛先の他に、金額や原産国、重さなど全部確認しておかないといけないんですね。
さて、郵便局で荷物を発送してから数日・・・
新型コロナの感染拡大で、海外からの渡航者は来年1月末まで受け入れられなくなったというニュースが。
荷物は無事に日本からは旅立ったのか、お問い合わせ番号から確認してみると、数日前に国際交換局からは発送されていました。
しかしここで重大なお知らせに気がつきました!
来年の1月から、通関電子データの送信が義務化され、手書きのEMSラベルで出すと名宛国で通関の遅れや返送のおそれがあり、アメリカにいたっては手書きラベルによる差出しは原則引き取ってもらえないとのこと!
えー!じゃあギリギリだったの?
さらによくよく確認してみると、日本からアメリカへは現在、船便以外の荷物は送れるか微妙なようです。(ドイツはまだ大丈夫でしたが)
後日アメリカにも送りたかったのですが、当分先になってしまいそう・・・。
ちなみに、EMSのラベルはこちらのサイトから作れたのでした↓
ここで家でラベルを作ってから行けば、あとから慌てることはなかったんですね。
まずは郵便局で聞いた方が間違いがない、と思ったのですが・・・
やっぱりなかなか最初はスムーズには行かないですね。
何はともあれ、滑り込みでドイツに発送された(いやもしかしてまだ国内かも?)プレゼント、果たして無事に従姉妹の手に渡るのか・・・。
今はそれを願うしかありません。