長男は食物アレルギー負荷試験の入院型を4回(アーモンド、ピーナッツ、クルミ、イクラ)しましたが、それほど副反応が予想されないカシューナッツは、外来で負荷試験を受けることになりました。
いつもなら病院であらかじめ所定の量が入れられた料理がでてくるのですが、今回は家で作っていきます。
決められた量のカシューナッツを刻み、卵焼きに入れて4分割にしたものを持っていきました。
負荷試験はどこかの病室で受けるものかと思っていたのですが・・・
なんと場所は病院の受付・待合室!!!
国立病院ですから、色々な課があり、受付や診察をたくさんの人が待っています。
負荷試験は小児科前のソファーですべて行いました。
入院もいつも定員いっぱいにいたし、きっと負荷試験受ける患者も多いんでしょうね・・・。
何かで読みましたが、負荷試験は個々のアレルギー特性を熟慮の上リスクも伴うし、アレルギー症状が出ないかひんぱんに診察しないといけないので病院側としてはあまり利益にならない。
だから負荷試験を行っている医療施設も限られていると。
その反面食物アレルギーを持っている児童が増えているというデータもあり、負荷試験の必要性は高まっています。
場所はソファーの上でしたが、負荷試験の進め方はほぼ一緒。
食材(この時は卵焼き)を最初に4分の1食べて、何事もなければその後残り4分の3食べます。
長男はカシューナッツは何の症状もでませんでした。
そういうのも、実際に食べてみないとわからないですよね・・・。
ところでその待合室で3時間くらい過ごす間に、他の患者さんもたくさん目にしました。
一緒にソファーで負荷試験を受けていた赤ちゃんや3歳くらいの子供ももちろんいましたし、普通の小児科にかかる患者さんも・・・。
中でもひどい咳をして泣いている女の子が印象的でしたね。
お母さんは下の子供をおんぶしていました。
4歳くらいの女の子は
「にゅういんはいやだ〜!」(ゲホゲホッ)と大音響で泣いていました。
でもひどい咳だったから入院になったようでした。
おばあちゃんがいたからまだ良かったですけど、本当にお母さん大変そうでした。
待合室に3時間もいたので、大病院の慌ただしい日常を垣間見た気がします。