出産前の人は見ない方がいいかもですよ!
陣痛開始から数時間・・・。
陣痛は通常十分間隔から徐々に短くなっていきます。
そして子宮口も全開になって、晴れて出産!となるわけですが・・・。
私の場合、陣痛がなかなか五分間隔から進みませんでした。
ダンナは陣痛が起きたと聞いて会社を休んで来たのだけど、まさか1日生まれないとは思わなかったでしょうね。
今日は会社に行かないと、と言う・・・。
ダンナも全然寝ていないで付き添っていたので、そこまでいたのに生まれる瞬間に立ち会えないのはあんまりじゃないか!
と、疲れがピークを通り越していた私も、もうひと頑張りすることにしましたが・・・
そこからが本当の地獄!
陣痛は動くと起きやすくなるので、木馬に乗ったり、病院内を歩きまわったりと
自ら痛い思いをするための努力をしないといけないという、痛いのが嫌いな私にとっては地獄なのか、それとも荒行なのか!?という体験でした。
(普通ならこれくらいまでいったら、陣痛促進剤とか投与しますよね・・・。でも、その病院では積極的にはやりたくなかったようです。)
トイレに行った時、鏡に映った自分の顔を見たのですが、そこにはまるでムンクの「叫び」みたいになった顔が・・・。
たった1日なのに、痛みで人相が変わることを知りました。
しかし努力のかいもあって、ようやく分娩台へGoサイン!
いよいよ出産だ!
早朝なのに、どこからともなくあの首が座らないお医者さんが現れてきました。
そして「切るよー」という声とともに、「え!?」と思うまもなく出口を切られました。(゚д゚lll)
しかし散々痛みで苦しんだ私・・あまりその痛みは感じませんでした。
でもでも、初めてのことだし、どうすりゃいいの?って感じでした。
そうそうあの有名な(?)「ヒーヒーフー」という呼吸法、私もやろうと思ったんですが、あれっていきみ逃しもあるのかしら。
私は陣痛間隔が3分くらいと長かったので、いきみ逃しなんてしてる場合じゃない。
「ヒーヒーフー」じゃ合わないんですよ。「ヒーフー」くらいでいい(笑)。
あとで聞いた話では、「ヒーヒーフー」で過呼吸になった人もいるらしいです。
イメージトレーニングとかもしていなかったし、いざ自分がどんなお産になるかは、やっぱりその時になってみないとわからないものです。
陣痛で苦しんだあげく、緊急帝王切開になる人もいるし・・・。
さて、私が陣痛の波に乗ろうと力を込めたと同時に、ガタイの良い看護師さんがお腹に思いっきり乗ってきました。
ぐぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!
するとズルッという感覚が!
おぎゃあああああ!!!!!!!
と、産声が聞こえてきました。
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1-3.やっと出産!でも、さらに苦難の連続が