V村君に次女が「死ね!」と言われたことや、そういうことを他の生徒にも言ってケンカになったりしてクラスで孤立していること、下級生の女子にまで嫌がられているということをお母さんに伝えました。
えー!うちの子が次女ちゃんにそんなこと言ったの?
そして家でV村君は学校のことを話しているのか聞くと
「あんまり話さないんだよね。むしろうちの子も他の子に嫌な事されたりしていて・・・。暴言も相手に言われたから言い返したりもあるし。
でも、次女ちゃんに「死ね!」なんて!・・・ちょっと先生に相談してみる」
その後担任の先生と話していました。
それから数ヶ月後、PTAの集まりで、V村君のお母さんと久しぶりに会いました。
最初はなんとなくお互いギクシャクした感じもありましたがV村君のお母さんが
実はその後、コミュニケーション教室に申し込んだんだ
コミュニケーション教室とは、「通級」や「サポート教室」と言われることもありますが、知能的に低いわけではないけれど、勉強・生活・対人面でトラブルを抱えた児童を指導してくれる制度です。
週に1回、その2時間だけ遊びや課題などを通して仲間とどう円滑にコミュニケーションをとるか、どう気持ちを切り替えていくか、など個々の課題を指導員とともに考えます。
そこでV村君もコミュニケーションについて学んでいるというのです。
そして約1年後・・・6年生になり(クラスは5年生から持ち上がりです)「12歳の主張」を聞きに学校へ行きました。
皆それぞれ、小学校生活の中での印象に残ったこと、そして夢や、その夢に向かっていく気持ちを発表していき、聞いていてすごく胸が熱くなりました。
親だとつい「モデルは体型・骨格が重要だから無理」みたいなことを言ってしまいがちですが・・・
それは後々自分で修正していくこともあるかもしれないけど、小学生くらいの子供は、「こうなりたい」っていう希望を持つことが一番重要なのかなと思いました。
もちろん次女の主張も思わず感動してしまいました。
これは去年、次女の作文を読んだ時の感想ですが・・・↓
次女の作文を読むと、クラスの中でもめ事(V村君だけでなく)がしょっちゅうあり、次女も悩んでいたことがわかります。
次女がよく言っていたのは、正しいことを言ってもああだこうだと反発する生徒がいて、そしてそれを聞いている周囲の人間も関わり合いたくないので知らん顔をしているということです。
これは大人でもそうですよね・・・。皆面倒なことに巻きこまれたくないんです。
でも、その中でも「じゃあどう伝えたらいいのか」考える。
それは大人でも難しいけど、そこを諦めてほしくないなぁ。理想かもしれないけど・・。
そして見守ってアドバイスしてくれた先生。本当に良い先生でした。
(4年生の時に家に来てくれた男の先生とは違う先生です)
それはそうと、V村君の番・・・
彼なりに孤立して悩んだこと、自分を振り返ったこと、そしてお母さんへの感謝の言葉ありました。
それを聞いて、きっとV村さんは超感動しているだろうけど、私も「よかったなぁ」と思いました。
でもダンナは「自分から挨拶しろよ。笑」って言ってましたけどね。
そしてさらに時はたち、現在同じ中学校です。
そういえば最近V村くんてどんな感じなの?(次女はV村君と違うクラスですが)
同じクラスの友達が「V村ってほんとめんどくさい」って言ってるよ〜
「そう簡単に人は変わらないでしょ。」と次女(^ ^;)
とはいえ、V村君はけっこう人懐こいので友達はいるようです。
ところで私も、姉妹たちは今までの学校生活でそんなにトラブルはなく、親として対応しないといけないこともあまりなかったんですが、長男のことではえ?と驚くことや心配も色々あり・・・
私も日々、悩み中です!
小学校エピソード↓
子供の安全対策に↓