阿豆らいち展を開催している美の起源画廊を出て、教えてもらったとおりに歩いていくと、10分ほどで銀座松屋まで到着しました。
8階が天気の子展会場でしたが、やはりかなり混んでいました!
会場では、映画で使われた背景などがたくさん展示してあります。
興味深かったのは、アニメのコマ割りシートです。
一つの動きやシーンで、細かく動き・セリフなどが設定されています。
たった数秒のシーンであっても、どれだけ作るのが大変なのか・・・!
そしてキャラクターの顔・目・ポーズが描かれたスケッチの数々。
当たり前かもしれませんが、すっごくうまい!!
監督はもちろんですが、突出した才能の集結で、あの映画が作られているんですよね。
・・・それを考えると、京都アニメーションの放火で、多くの未来あるクリエイターが亡くなってしまったことは本当にどれだけ大きなことなのかと思います。
会場では、「天気の子」だけではなく、新海誠監督の過去作品のシーンやポスターなども展示してありました。
「星を追う子ども」の公開は2011年なのですが、数年前とはいえ、今から比べるとだいぶ画面の繊細さが違う!
「君の名は」コーナーでは、高層ビルから撮影した何枚もの写真をもとに作った3D用のセットなどもあって、
ここまでやるんだ!と、あらためて驚きました。
さて会場を出ると、帆高と陽菜がお出迎え。
その隣には、映画の中で夏美が運転していたピンクのスーパーカブが!
そういえば昔ってカブが流行っていたけど、今はあんまり見かけませんね。
「天気の子」関連のグッズもたくさん売っていました。
松屋銀座は10月7日までですが、その後福岡、大阪と巡回するようです。
ちなみに隣ではムーミン展もやっていました。
粘土で作られたキャラクターや、ムーミンの家の設計図など展示してありましたよ。
さて、次の目的である「MOKU個展 〜aquarium〜」へ行くためにアクセスを調べたんですが、電車を使うと約20分、歩くと25分ほどらしいので、歩くことにしました。
途中、タイ料理「ポニー食堂」でチェンマイカレーを食べて休憩。
実は昔タイ旅行に行った時に、食事で当たってしまって、タイ料理は苦手な時期があったんですが、今は好きです(でも、日本で食べているからかもしれません・・)。
さて、そこからまっすぐ歩いて、公園の隣の明祥ビルの2階が会場です。
このギャラリーは8月にオープンしたばかりのようです。
MOKUさんは、twitterで知ったのですが、水彩で海の生き物を描いている作家さんです。
展示を撮影していいか、ギャラリーのオーナーさんに聞くと「いいですよ」と返事をくれ、そのことを機に少しお話しました。
なんとMOKUさん、この会場に向かっている最中に熱中症にかかり、病院に運ばれてしまったそうです。
本当にこの日は蒸し暑かったですからね〜!
お会いできず残念でしたが、今日は打って変わって涼しいので、回復していると良いのですが・・・。
美しいミズクラゲの大きなイラスト。
幻想的で素敵です!
私もこんな風に、もっと水彩絵の具を使いこなしたい・・・・
この展示会場では、アクセサリー作家「cocoon」さんの展示もありました。
タツノオトシゴや鳥、サンゴ(みたいな)のペンダントトップ、鉱石が使われていたりと、かなり本気で欲しくなりました。
でも、私アクセサリーあまりつけないし、金欠だし、う〜ん、う〜ん、やっぱりやめておこう。
10月13日まで開催しているようなので、ご興味ある方はいかがでしょうか。
本当はもう1つ見たい展示があったのですが、足が棒になったのと、スマホのバッテリーが尽きかけていたので、帰りました。
やはり実際に原画を見て、描いたり作ったりした本人と会うことで色々な刺激をもらえるだな、と思った1日でした。