中学校では、色々な職場で実際に生徒が働く体験をする「職場体験」という取り組みがあります。
あらかじめ職種について希望を書き、一応それに沿って、協力してくれる色々な事業所に、1週間生徒が働きに行くんです。
長女は中2の時保育園で働きましたが、なんと当日は東京では珍しいほどの大雪!
行くのが大変でした。
そして今年は次女が、近所の自然食料品店で働くことになったんですが、前日から風邪をひいて熱が出てしまいました。
咳がひどかったので、病院へつれていったんですが、風邪から副鼻腔炎まで引き起こしてしまったとのこと・・・
次女は昔ほどは病気しなくなったんですが、風邪から副鼻腔炎・気管支炎を起こしやすいんです。
薬を飲ませ家で休ませたんですが、なかなかよくならない。
結局その2日後にまた病院へ行き、違う薬を処方され、ようやく回復しました。
「回復したら職業体験へ行っても大丈夫です」とのことだったので、残り2日間でしたが、なんとか行くことができました。
でもその前に買い物に行った先のスーパーで、職業体験していた中学生がチョコレートを何十個も落っことしていたのを目撃!
うわ!チョコレート割れちゃったんじゃ・・・?あのチョコレート弁償するのかな?(@ @;)
次女もけっこううっかりやなので、心配!と、最終日に、買い物がてら次女の様子を見に行ってきました。
店内を見ていると、昼休みが終わり次女(とその友達)が店内に現れました。
「これおいしいらしいよ。買って〜」などと、緊張感のまるでない次女。
すると、店長さんらしきおじさんが、
次女さんのお母さんですか?お風邪大変でしたね。
と声をかけてくれました。
すみません、ご迷惑おかけしました。
などと挨拶した後、買ったものをレジに持っていくと、次女が店員さんに教えてもらいながらレジ打ちをしていました。
898円です。
教えてもらいながら、モタモタしながらも会計していた次女に、思わず
「こんなこともできるようになったんだな〜」
と感慨深くなりました。
ほんとね、一番イヤイヤ期が大変だった次女ですが、人って成長するもんですね〜。
そして、その食料品店では貸し出ししてくれる本がたくさんあったので、「家庭でできるロシア料理」という本を借りてきました。
日本のスーパーに売っていそうな材料で作れる料理が多いので、今度早速作ろうと思います!
その日の夕方、たった2日間でしたが職業体験を終えた次女が帰ってきました。
しかも、ポテトチップスやバウムクーヘン、カルシウム飲料までおみやげにもらって・・・。
ありがたく、皆で食べようと思います。
実際に次女が社会で働くのは、もし大学卒業後だとしたらあと八年ありますが、そう遠くないのかも?
親にとっての「(子供の)職場体験」は、嬉しいような、感慨深いような出来事でした。