中学校の先生だったママ友が、なぜ産休明け復帰した先生をやめたのか・・・
その話の続きです。
仕事と育児に奮闘していたある日、長男くんが病気にかかってしまい、次男君にもうつってしまいました。
病院につれていって看病していても、二人とも回復するどころか、どんどん悪化していってしまいました。
そしてお医者さんから言われた言葉は・・・
次男君は入院、長男君は自宅で安静に・・・って!
この病院では、入院に親が付き添わなくてはいけませんでした。
二人とも入院すれば、面倒を見るのも片方だけで大丈夫ですが、一人は自宅での静養と言われたので、家でも看病しなくてはいけません。
お互いの実家には頼れず、夫婦二人とも有給をとって、一人ずつ付きそうことになりました。
子供達は幸い回復したのですが・・・
夫婦二人とも有給は大幅に減り、たまった仕事も山積み!
お互いに思いやる余裕もない・・・
精神的にも限界を迎えました。
もう無理・・・やめよう。
彼女は受け持っていた学年が終了する時に辞めることを決意しました。
共働きで一番困るのは、子供が病気にかかった時だと思います。
運良く保育園に入れても、子供が病気にかかると、預け先がなかなかないんですよね。
たとえばインフルエンザにかかれば、軽くすんだとしても、登校できるのは発症後5日後、解熱後2日たって以降(幼児は3日後)。
水疱瘡は発疹が乾くまではもちろん登校できません。
手足口病や流行性結膜炎なども、完全に治るまで出席停止です。
複数子供がいる場合は、お互いうつしあうこともあり、病気のリスクが増える上に長期間にわたる可能性が高くなります。
子供が入院する、というと大ごとという感じがしますが、けっこう周囲で入院した話は聞きました。
今は昔に比べたらすごく医療が発達していて、病気が原因で亡くなる子供は少ないとはいえ、突然体調が悪くなることがあるので、本当に注意が必要です。
実家に頼れない人こそ、前もって準備しておこう
病児保育ってちょっとハードルが高いイメージでしたが、2019年10月から始まった「幼児教育・保育の無償化」の影響で、利用料がかなり減額されるようです。
私が住んでいる自治体では、1日2,500円で利用できるそうです。
昔より断然利用しやすい!
とはいっても、病児保育なだけあって、たくさん枠があるわけではありません。
いざ預けたい、となっても利用できない時に頼れる、ファミリーサポートなどの登録と、安心できる人を復帰前に見つけておいた方が良いと思います。
任意の予防接種も出来る限りしておいた方がいいです。
我が家の姉妹は、水疱瘡の予防接種をまだしていない時(3歳と1歳)にかかってしまったので、長女から次女にうつってしまった時は、二人とも治るまでに約1ヶ月かかりました↓
予防接種していてもかかる子はかかるらしいんですが、軽く済むと言われています。
しかし・・・あまり言われていませんが、親も子供から病気をうつされるんですよね。
私も出産するまでは、年に1回風邪をひくくらいだったんですが、保育園幼稚園はもちろん、スーパーに行っても児童館に行っても、ありとあらゆる場所で病気を拾ってくる子供達。
(長男は、こども園に入った最初の学年の時、1ヶ月のうち1週間は病気で休んでいました。)
子供達の中で菌やウィルスが増幅して、その看病をしている訳ですから、子供がいない時とは比べものにならないくらい親も病気になります!
子供のぶんだけでなく、親も病気になるリスクを、最初から織り込んでおいた方が良いです。
ちなみに「子供の鼻づまりが辛そう」と、自分の呼吸で子供の鼻水を吸う道具を使うのは、絶対にやめた方が良いです。
これでうつったことが何回もあります!
絶対に電動をお勧めします。
そして、子供がかかる病気だからと油断していて、いざうつったら大変な目にあうこともあります。
そのことについてはまた今度書きますね。