前回の投稿の最後に、子育て中は、大人も子供からうつされて病気をしやすくなると書きました。
そして、とってもありふれた病気にもかかわらず、すごく恐ろしい症状になってしまった人の話を、私の姉から聞きました。
それは姉が子育て真っ最中だった頃・・・
姉のママ友が、子供がかかったおたふく風邪をうつされたと知りました。
おたふく風邪、大人がかかると大変だって聞くけど、大丈夫かな・・・
そう思いつつ、様子はよくわからず。
そして数日後、久しぶりにママ友に会ったのですが、彼女の姿を見て衝撃を受けました!
彼女の首は、顔と同じくらいの幅になるくらい腫れていました!
実は、おたふく風邪から、深刻な合併症にかかってしまっていたのです。
おたふく風邪は正式には「流行性耳下腺炎」と言い、ムンプスウィルスに感染することで発症します。
実はおたふく風邪から、髄膜炎、膵炎、精巣炎、卵巣炎、難聴など多数の合併症が起きることがあるんです。
このママ友さんは、片耳が聞こえなくなってしまいました。
今の時代であっても、ムンプスウィルスが原因の難聴を治す方法はないそうです。
今さんざん、新型コロナウィルスの特効薬がない!と言われていますが、ウィルス性の風邪(総称)は基本的には特効薬ないんですよね。
(症状を抑える薬のみで、根本的に直す薬はない)
それができたら、ノーベル賞ものだそうです。
予防する方法は予防接種のみ。
この話を姉から聞いた時、私はおたふく風邪にかかったことも、予防接種もしていませんでした。
自治体によっては、補助が出るところもありますが、おたふく風邪の予防接種は定期接種ではない任意接種です。
世界では標準なのになぜ日本はないの?ということで、近々子供の定期接種に入るかもしれないと言われていますが、何年間も変わっていません・・・。
そこまで待っている間にうつったら大変なので、私は子供達と一緒に予防接種を受けました。
でも、この前小児科に行ったら「1回では免疫がつかないこともあるので、2回目も受けさせてくださいね」と言われました。
ちなみにこの病院では、おたふく風邪の予防接種は1回6,000円です。
それが3人・・・(@ @;)
とはいえ、型が変わりやすいインフルエンザと違って、おたふく風邪は免疫がほぼ一生続くと言われています。
いざかかってしまってからじゃ遅い!
この投稿について、貴重なご意見を寄せていただきました。
おたふくの予防接種を悩んでいた私を後押ししたのは母の「知ってる人のお子さんに、おたふく風邪で聴力を失った子がいるの。ママが最後に聞いたその子の声は『ママ、おみみがいたい』。ワクチンがあるなら、どんどん接種しなさい。」 https://t.co/2UGH2O6UPf
— 魚子 (@BcXalh) March 23, 2020
子供はもちろん、不妊や流産の原因もなるおたふく風邪は、かかったことのない大人にもぜひ、予防接種を勧めたいです。
姉が体験した、別の意味で怖い話↓