一緒に鎌倉に行った時に姉から聞いてゾッとした、姉の心霊体験の話です。
それは姉夫婦が伊豆まで旅行に行った時の話・・・。
吊り橋などを観光したあと、予約していたちょっとリッチな老舗旅館へ到着。
楽しみにしていたはずなのに、案内された部屋の和室になんともいえない嫌な感じを受けたそうです。
いつも旅行でそんなことを感じたことがなかったので、その嫌な気分はかなり印象的だったそうです。
あそこで寝るのか、嫌だな。でもしょうがないか
そして夜・・・
その和室で寝ていた姉は、体の異変で目が覚めました。
体が動かない!・・・もしかして金縛り!?
その時、ふと視界に入ってきたのは真っ白な手・・・!
この手、何!?
すると、頭の方から覆いかぶさるように髪の長い女性が顔を覗き込みました!
うわぁぁぁぁぁ!!!
怖い、助けて!(夫)〜!!
必死に夫に助けを求めるものの、声も出ず体も動きません。
すぐそこに白い女性の顔!
助けて・・・気づいて・・・
すると視界の先に、うっすらと夫が座っているのが見えました。
なんで起きているんだろう・・・?
・・うぶ?ちょっと!大丈夫?
声とともに夫が心配そうに体を揺らし、その時金縛りがとけました。
すごいうなされているからどうしたのかと思ったよ〜
姉は脂汗でびっしょりになり、ものすごい鳥肌がたち髪の毛も逆立っていました。
姉は今の恐怖体験を話し、
「でもどうしてこんな時間に起きているの?」と聞くと・・・
なんだか部屋の端で子供みたいな足音が聞こえるんだよ。ずーっとバタバタ聞こえて・・・
でもその時間は深夜。子供が騒いでいるような時間でもありません。
とにかく二人とも怖くなって、ひたすら朝がくるのを待ちました。
そして待ちに待った朝・・・
部屋を出て隣を見たのですが、隣の部屋とは少し空間が空いていて、子供が騒いでいたとしてもそこまで響かない感じだったそうです。
姉はあまり心霊体験をしたことがないそうですが、とにかくこの時はすっごく怖かったそうです・・・。
私自身は「霊」というか、悪いエネルギーの塊などはあるかもしれないと思っています。
でもとりあえず、一生出会いたくないですね。
ところでこの話をしている時に、家にあった怖いマンガが忘れられないという話をしたら、姉は全然覚えていませんでした。
それは「ガラスの仮面」で有名な美内すずえさんの描いたマンガ。
黒百合の系図は、本を触るのも恐怖を感じましたね。
じっとりした、日本独自の恐怖というか・・・。
いまだに怖いシーンをはっきり覚えています。
実は中学生の頃怖い話が好きで、恐怖マンガ集とか買って読んでいたんですけど、夜中とかシャワー浴びている時に思い出してしまうようになり、それから一切見なくなりました。
でも、今回は姉の体験だったので、怖さがリアルでしたね・・・。
幸いその時以降は怖い体験はないみたいなのですが、皆さんも嫌な感じのする場所には、くれぐれも気をつけてくださいね。
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