Menuを右にスクロールすると水彩ギャラリー、人気記事、自己紹介ボタンが出ます。

昔と今、予防接種の数はどれくらい違う?(我が家の場合)

昔と今、予防接種の数はどれくらい違う?(我が家の場合)

沖縄で患者が確認された麻疹(はしか)、東京でも発病患者が出ました。
そして子供達の通う学校からは「麻疹予防接種の接種歴を確認してください」との手紙が来ました。
麻疹はインフルエンザの10倍の感染率らしく、症状もかなり重いようです。

子供達は予防接種しているけど、自分ははたして予防接種や、かかったことがあるか?
心配になって、母にもらった自分の母子手帳を見てみました。
(母子手帳、年季入ってますね・・・)

そしたら、あった!
2歳10ヶ月の時にかかったと書いてありました。

で、他はどうだったかな・・・?と予防接種を見てみると、今と比べてなんとシンプルなこと!




 

自分と子供達の予防接種の数

40代の私の場合

BCG(結核) 1回
ポリオ生ワクチン 2回
3種混合(百日咳、破傷風、ジフテリア) 3回
(4回目は、その少し前にひきつけを起こしたことを話したら拒否された))
合計 6回

麻疹・風疹はすでに予防接種はありましたが、接種を受ける前にかかったようです。
日本脳炎は記入がなかったので今度母に聞こうと思います。
ちなみにおたふく風邪にはかかっていなかったので、大人になってから子供たちと一緒に接種しました。
それから、外で土作業をしていたとき手を怪我して怖くなり、破傷風の予防接種だけ受けました。

14歳の長女の場合


BCG 1回
ポリオ生ワクチン 2回
3種混合(百日咳、破傷風、ジフテリア) 4回
麻疹 1回
風疹 1回
MR(麻疹・風疹)1回
2種混合(破傷風、ジフテリア)1回
日本脳炎 4回
おたふく風邪 1回

合計16回(この他にインフルエンザ予防接種12回)

水疱瘡は3歳のときにかかってしまいました。

12歳の次女の場合


BCG 1回
ポリオ生ワクチン 2回
3種混合(百日咳、破傷風、ジフテリア) 4回
MR(麻疹・風疹)2回
2種混合(破傷風、ジフテリア)1回
日本脳炎 4回
おたふく風邪 1回

合計 15回(この他にインフルエンザ予防接種14回)

姉より1回少ないのは、麻疹・風疹が最初から2種混合だったからです。
水疱瘡は1歳のときに姉からうつり、かかってしまいました。

Advertisement

7歳の長男の場合

BCG 1回
不活化ポリオ 4回
3種混合(百日咳、破傷風、ジフテリア) 4回
MR(麻疹・風疹)2回
日本脳炎 3回(9歳くらいで追加接種予定)
肺炎球菌 3回
ヒブ(ヘモフィルスインフルエンザ菌b型という細菌) 3回
おたふく風邪 1回
水疱瘡 2回

合計 23回!!!(この他にインフルエンザ予防接種6回)

多い!!!!( ゜Д゜;)

長男の生まれた年くらいで、予防接種の種類が増えたんですよね。

しかし、この中の肺炎球菌とヒブは同時接種可能だったので、打ちに行った回数は6回ではなく
肺炎球菌+ヒブ 2回
肺炎球菌だけ 1回
ヒブだけ 1回
の4回でした。

この他に一緒に受けた予防接種もあったので、打ちに行ったのは合計 18回です。

(でも、この肺炎球菌とヒブに関しては、初接種の月齢(年齢)に応じて接種回数が変わります。
生後2ヶ月から接種できて、最高で5回接種ですが、長男は生後7ヶ月から接種開始したので全部で3回です。)

今ではこの他にロタウィルス、B型肝炎の予防接種も増えました。
B型肝炎は2016年10月から定期予防接種に入っています(自治体によって違うかもしれません)。
こんなにたくさんあって、覚えるの大変ですよね・・・。

でも今はこんなアプリもあり、便利!


そして長男の時はポリオが生ワクチンから不活化になる過渡期だったことなどもあり、同時に接種できずに回数が多くなったのですが、今は4種混合(百日せき・ジフテリア・破傷風・不活化ポリオ)で、4種類のワクチンを合計4回接種ですむみたいです。

我が家では予防接種もひと段落ついたのですが、長男は9〜12歳の間に日本脳炎、11〜13歳の間に2種混合(破傷風、ジフテリア)の追加接種をする予定です。

定期予防接種について

さて今回、何回目かの流行の危機を迎えている麻疹ですが、だいたいの人はかかっているか、予防接種を2回しているはず。

ただ2回接種になったのは1990年以降からで、それ以前に生まれた人(現在29歳以上)で麻疹にかかっていない人は、麻疹の抗体を持っていないことが考えられます。

もちろんその後に生まれていても、2回接種していない人は同様です。

インフルエンザの予防接種に関しては、うちの場合は接種してもしなくてもほぼ毎年誰かしらかかっていましたが、麻疹や風疹などは予防接種で抗体ができ、長い期間持続することが期待できる、とされていました。

・・・しかし、予防接種後長い間流行がない場合、やっぱり免疫力はどんどん低下していくようです!

もし不安な人は抗体検査を受けたほうがいいですね。
助成のある自治体もあるようです。

麻疹も風疹も本当に怖い病気です。

自分はもしそれほどでもなくても、妊婦さんにうつしてしまったら早産や死産のリスクを高めるほか、風疹の場合は胎児に先天性風疹症候群を起こすことがあります。

その場合は胎児に目や耳・心臓などに障害が起きる可能性!
やはり皆が注意しないといけないですよね。

色々な妊婦や母子と産科医のドラマ「コウノドリ」のコラム↓

また、ここ最近で予防接種の数がぐんと多くなり、スケジュールを組むのが大変ですが、せっかく受けさせてもらえるなら受けたほうがいいと思います。

自分が子供を産んで初めて、病気がどれだけ恐ろしいものなのか実感しました。

予防接種で防げる病気以外でも、溶連菌、ヘルパンギーナ、アデノウィルス(よくプール熱と言われる)、風邪、風邪からくる中耳炎や副鼻腔炎、ものもらい、流行り目(流行性角結膜炎)、りんご病、手足口病、感染性胃腸炎・・・と山のように病気があるんです。

だから、接種することで子供の健康被害を防げたらそんなに楽なことありません。

予防接種は完全ではないにしろ本当にありがたいなと思っているんですが、BCGと子宮頸がんワクチンについてはちょっと思うところがありまして・・・。

そのことについては次回投稿します。

Advertisement

健康のためにカテゴリの最新記事