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くも膜下出血を起こした友人の、10年

くも膜下出血を起こした友人の、10年
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ジャニー喜多川さんが、くも膜下出血で亡くなりました。

くも膜下出血とは、脳を覆っているくも膜と脳の間に、血管が切れて出血することです。

ジャニーさんは87歳という高齢でしたが、若くてもくも膜下出血にかかる人もいます。

芸能人ではKEIKOさんや星野源さん。

源さんは2回もかかっていますが、手術後今はまた大活躍していますよね。

実は私の身近にも、くも膜下出血を起こしてしまった友人がいます。

今回その友人と、病気について考えたことをブログに書きました。(長文です)

30代半ばでくも膜下出血になった友人

私の友人が10年前、くも膜下出血を起こした時、彼女はまだ30代半ばでした。

彼女とは就職した会社(職場は別)が一緒だったんですが、私は結婚してだいぶ前にやめていたので、全く知りませんでした。

そしてその話を聞いたのは、彼女がくも膜下出血を起こして会社をやめてから、すでに5年もたっていたんです。

元同じ職場の友人から偶然その話を聞いて、共通の知人に連絡をとり、今から5年前、彼女に会いに行きました。

7年ぶりくらいに会った彼女は、家の中で車椅子に座り、振り返ることもできない状態でした。

後遺症で、体の左半身と、下半身に麻痺がでてしまったんです。

でも話すことはできるので、家族に了承をとって私と友人で車椅子を押して、近所のレストランへ行きました。

5年前、猛烈な頭痛と吐き気が襲ってきて倒れた彼女は、家にいた弟に発見され、救急車で病院へ運ばれたそうです。

それからは手術やリハビリ、大変な日々だったそうですが、何より自分の体が思うようにならないということが大きなショックでなかなか受け入れられなかったそう・・・。

それはそうですよね。

彼女は、自分でフォークを動かすことはできるものの時間がかかり、左手は動かせないので、食べるのも大変そうでした。

何より、パワフルで表情豊かだった彼女が、肺活量がないのか声が小さくなり、全く違う雰囲気になっていたことに驚きました。

私自身もなんと言っていいのか・・「助かってよかった」としか言えなかったのでした。

くも膜下出血の原因(彼女の場合)

さて彼女がなぜそんなに若くしてくも膜下出血にかかってしまったというと・・・

遺伝的な要因(彼女の身内も同じ病気にかかった)

高血圧

タバコ

ストレス

このすべてが重なって、若くしてくも膜下出血になってしまったそうです。

しかし、なんと会った時、彼女はお酒を飲み、タバコを吸っていたんです。

「タバコはやめなよ〜!」

と言ったんですが・・・

彼女がどんなに大変な日々を過ごしていたのか知りもしない私が、彼女のわずかな楽しみをやめろ、と言うのはおこがましいんじゃないか、とも思いました。

彼女は片目の視界もぼんやりしているようでした。

動く右手も麻痺があるので、メールを打ったりするのも一苦労なんです。

まだ若いのに、体が思うように動かない・・・

仕事をめいいっぱいし、お酒とおしゃべりが好きで、海外にも年に何回か行くような行動的だった彼女がどんな思いで過ごしてきたのか・・・

想像するだけで私も目の前が暗くなりました。

彼女の10年間の変化

それから、私ともう一人の友人で、1年に1回、3人のお誕生日を祝うという名目で集まることにしました(皆5月生まれなんです)。

再会する前の5年間は、治療・リハビリで精一杯、精神的には鬱っぽくなったりと心身ともに大変だったようで、再会したばかりの時もちょっとふさぎこんだような印象でした。

でもそう感じられるのは、彼女の気持ちなのか、それとも体が言うことを聞かないので反応があまりないのかはちょっとわかりかねるところもありました。

でもその後彼女は、リハビリに通いながら、ipadで絵を描いたり、友人と出かけたりとけっこうアクティブに過ごしていました。

そして再会してから5回目の会になった今年。

車椅子を押して、また近所のレストランまで行きました。

5年前に比べると、話のやりとりもかなりスムーズになり、彼女自身もすごく明るくなりました。

彼女いわく

「脳の血管が繋がったみたい」

「高次機能障害」がないんだって。

とのこと。

高次機能障害とは、脳にダメージを受けると、失語や記憶障害、注意障害、自分で計画することができない遂行機能障害、性格が凶暴になったりする社会的行動障害などを起こすことです。

彼女はまだ若いうちに発症したので、その後リハビリや脳の自然な治癒で回復した部分もあるようですが、血管が切れた部分にも関係があるようです。

さて彼女、今年は友人たちとなんとヨーロッパに旅行へ行ったそうです!

長時間の飛行機搭乗や移動は、本人も友人も大変だったと思いますが、行く彼女も、一緒に行った友達もすごい!

そしてそして・・・今回驚くことがありました。

(ちなみにですが、タバコはもうやめていました)

彼女が「いつも色々してもらってばかりだから、食事代を私に出させて」と言ったんです。

いつも食事だけではなく、お互いにあげる手土産を持っていっているんですが、彼女は買うことができないのでもらう一方、そしてどうしても人の手を借りなければいけないので、それを気にしていたのか・・・と思いました。

今までは彼女は、自分自身が大変なことで手一杯で、周囲のことを考える余裕はあまりなかったのでは。

それは当然です。

でも、彼女がそう言ってくれた、ということに、なんだか感動しました。

周囲の人のことを考えることができるっていうのは、脳が回復した証拠でもありますよね。

もちろん支払いはしましたが、気持ちが収まらないと言うので、端数分だけ少し多めに支払ってもらいました。

「介護」について考えた

しかし彼女を車椅子で押していると、やっぱり介護って大変だな、と実感しました。

まず、自分一人で歩いているとなんてことない段差とか坂とかがとにかくキツイ。

子供ができた時、抱っこやベビーカーに乗せて歩くのも大変だと思いましたが、赤ちゃんと大人じゃ体重が違う。

レストランの段差に車椅子を持ち上げるのに、後ろから思い切り体重をかけて反動であげるんですが、なかなか難しいんです。

彼女を支えるのは、私と友人2人がかりでもやっとです。

もし私のダンナが、将来体が麻痺したら・・・。

メタボ気味な今はもちろんですが、少し痩せても私一人じゃ絶対支えられない!

成人男性なら、内臓と骨だけでも数十キロあるでしょう。お互い倒れて危険です。

いずれ介護の時が来る前に、介護ロボットなどがもっと普及して、体を支えるのを手伝ってくれたりお風呂の介助をしてくれたらいいな〜。

でももしかして私が介護が必要になるかもしれないんですよね。

くも膜下出血にかかった友人は、体に麻痺は残りましたが、記憶力などは私よりよっぽどあるんです!

・・・以前からですが、私は本当に記憶に関して不安なんですよね〜(@ @;)

脳が萎縮していないのか、気になる・・・。

そしたら、その場にいた友人が、旦那さんと一緒に脳ドッグを受けたと言いました。

脳ドッグ=高い

というイメージだったんですが、MRI検査で2万円でできるところもあるそうです。

その友人は、自分は全く平気だったけど、旦那さんが過去に脳の血管が詰まった箇所が見つかった、と言っていました。

もし身内に脳関係の疾患がある人がいる、高血圧、ひどい頭痛がする、など気になる症状がありましたら、脳ドッグを受けてみてはいかがでしょうか?

私も、50歳とか、区切りの時に夫と一緒に脳ドッグを受けてみようと思います。

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