アレルギー発作はアレルギー食材を食べていなくても起きます。
以下は実際にあった出来事です。
過呼吸かと思ったら、アナフィラキシーだった!?
ある日、中学校から帰ってきた長女が
今日、クラスの男子が授業中過呼吸になって大変だったんだよ!
なんでも、体育の授業で帰ってきたあと、教室で急に呼吸困難になってしまったそう・・・。
呼吸困難な様子から「過呼吸なんじゃないか」と思われたようですが、先生も慌てて救急車を呼び、その男子生徒は運ばれていったそうです。
過呼吸なんて、いったいどうしたんだろうね?ストレスとか自律神経の乱れかな?
なんて思っていたんですが・・・
後日、長女が
あの発作、過呼吸じゃなくてアレルギーの発作だったんだって!
えー!?教室で、なぜ?
食べていないのに何でアナフィラキシー発作が起きたのか?
なんとその原因は「ホコリ」だったんです!
その週は三者面談があったため生徒達は午前授業で掃除しないで下校していました。
その男子生徒はもともと「ハウスダスト・ダニアレルギー」持ちだったのでしょう。
ゴミだらけのその教室に、体育で思いきり体を動かした後に入った男子生徒は、わさわさと舞い上がるホコリ・ハウスダストを吸い込んでアナフィラキシーショックを起こしたようでした。
体を動かしたりお風呂などで血行がよくなっている時はアナフィラキシー反応を起こしやすいので注意が必要です。
でも学校じゃどうにもならないですよね・・・。
怖いのが、アナフィラキシーショックではなくて「過呼吸」だと思われていたということ。
それで対応を間違えたら、取り返しのつかないことにもなりかねません。
もしアナフィラキシー症状が出たらどういう対応をするか
呼吸困難になったら一刻を争うので、救急車を呼ぶだけではなく、エピペン(アナフィラキシー補助治療剤)の処置を素早くするのが望ましいです。
しかし、エピペンが学校に常備してあるのかも気になりました。
うちには抗アレルギー薬「クラリチン」は常備してあるのですが、今までエピペンまでは所持していませんでした。
でもこの一件を聞いてやはりエピペンの重要性を感じ、今度研修に行くことにしました。
(エピペンは注射タイプなのですが、打つタイミングや場所など注意が必要なため研修があるようです。)
そのことはまたあらためて投稿します。
ちなみにその男子生徒は、幸いなことに回復して今は元気に登校しているようです。
さて、うちはダンナ以外「ハウスダスト・ダニアレルギー」持ちなので、舌下療法のミティキュア をしています。
初めてから1年3ヶ月たちますが、私は鼻づまりが少し楽になった気がします。
でも子供達は今のところ鼻づまりはあまり改善されているようには見えません。
3年以上の継続が推奨されているそうなので、なんとか良い結果になるよう願っています。
我が家のアレルギーの歴史(目次に飛びます↓)