ちゃめるんさんのブログはいつもユーモアたっぷりで面白いし共感したりでいつも楽しく見ているのですが、以前の投稿を見て、私も不審者に出会った時のことを思い出しました。
どこでもそうかもしれませんが、変質者や露出漢は日頃から(?)けっこう出没していましたが、いつも見えてない・相手にしない態度でスルーしていました。
・・・が、この日はそうはいきませんでした!
高校生の頃のことです。
私は駅から自転車で家に帰っていました。
途中の信号待ちくらいから、ずっと後ろを走っている自転車。
若い男性が漕いでいました。
最初は「あれ?」くらいだったのですが、ピタッと後ろを走ってくる。
段々と周囲が寂しくなり、人通りもあまりなくなってきました。
・・・こんなに一緒の方向なのかな?
でもなんだか不自然!
私は不安になってきて、スピードを出しました。
すると・・・!
追っかけてくる!!!
立ち漕ぎして猛スピードで走りましたが、後ろの男も立ち漕ぎでぐんぐん近づいてきました。
そして・・・
その先は、街灯のほとんどない上り坂!
どう考えても、この登り坂を自転車で一気に登れません。
立ち漕ぎの時点で、もうヘトヘトだったんです。
しかも片側はだだっ広い空き地。
この先進むべきか?どうしよう?
しかし後ろの男はこちらの様子を伺いながらもじりじりと近づいてきます。
いや・・・このまま先に進むと絶対まずい!
私は決意して、方向転換しました!
男も気がつき、慌てて追いかけてきました。
またまた全速力の追いかけっこ。
私はとにかく大通りに面している交番を目指しました。
そして追いつかれそうになりながらも、なんとか交番にたどり着きました。
男は、私が交番に「すみません!」と言いながら駆け込んだのを見て慌てて逃げていきました。
交番にいたお巡りさんに事情を話すと、うちまで送っていってくれました。
あの男・・・追いかけて何をしようとしたのか?
とにかく、あの場でUターンして本当によかったです。
危険かなと思ったら、まずひと気のない場所へは行かないで様子を見る。
もし途中で気がついたら、人通りの多い場所に出たり、誰かに助けを求めた方がいいですね。
そして背後などは常に気をつけておかないと!
我が家も子供たちには「おかしい」と思ったら、すぐ逃げる、大きな声をだす、誰かに助けを求めなさい、と日頃から言っています。
しかし変態や変質者ってなぜこんなに多いのだろう?