つい先日、成人式に晴れ着が着られない女性たちが続出した「はれのひ」事件がニュースになったばかりですが、今度は我が家に直接関わる、新成人にまつわる大きなニュースがありました。
「成人を18歳に引き下げる」ことが閣議決定されたんです!
そうえいば、以前から引き下げることになると聞いていたけど、今決まったの?
そして政府は4年後の2022年4月から施行する予定だとか・・・。
ということは、えー!!!うちの長女の年代が第1号になるってこと!?
ではいったい具体的にどういうことが起きるのか?考えてみました。
1、成人式が思いっきり受験と重なる。
成人式は1月。受験のまっただ中の時期ですよね・・・。
まだ進路が決まっていない状態で「おめでとう」と言われるのも、とまどいを感じてしまうのでは。
親も子も、その時期は落ち着かない気持ちになりそうです。
そしてさらに、現行の「センター試験」は2021年1月から「大学入試共通テスト」へ変更となるんですよね。
センター試験はマークシートが主ですが、大学共通テストでは記述も取り入れられるようです。
「知識・技能」だけでなく、「思考力・判断力・表現力」も求められるようになるってことみたいですね・・。
「ゆとり教育」から「脱ゆとり」になった反動なのか、私が子供の頃よりも教科書の厚さや親の関わり方など、教育に対してかなりなプレッシャーを感じています。
始まったばかりの新試験制度に、今度は成人式まで加わるの?
しかもただでさえ、その時期は雪やインフルエンザでトラブルが起きやすい時期なのに・・・!
2、始まったばかりの年は、18歳、19歳、20歳全員が成人式?
もし2022年で18歳から新成人だとしたら、その年の20歳、19歳も一緒に成人てことなんですかね?
そしたら着物レンタル会社も、着付け業者も大変なことになるのでは・・。
でもやっぱり受験生はそれどころじゃないですよね?
その年に19歳で新成人を迎える人も、なんだか「ついで」みたいでちょっと微妙なのでは、なんて思います。
3、でも権利が中途半端
成人が18歳になったからといって、お酒やタバコは20歳から。
確かに今までの成人式でも、同じ学年で早生まれ19歳で祝った新成人は、お酒は飲めないのですけど、新成人といってもお祝いはジュースかお茶、ですね・・・。
まあ健康的と言えなくもないですが。
成人式の後、お酒を飲んでちょっと大人の入り口に立った気がしたんですけど、そういうのもなしですね。
ちなみにローンが組めるようになったり、パスポートも10年のものがとれるようになったり(今までは20歳までは5年)するようです。
でも・・・それだけ?と思う人も多そう。
(一足先に選挙権は18歳以上からですが、投票は「国民の義務」ですからね。)
で、女性が結婚できる年齢は16歳から18歳へ引き上げられました。
確かに一部の人には法改正のメリットを感じられるかもしれません。
でも大多数の子供・親にとっては、どちらかというと受験の時期に重なるというデメリットの方が大きい気がします。
・・とは言っても、もう決まったことなんですよね。
子供が成人するまであと4年しかない。
親としても焦ります。