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アレルギー物質入りクッキーを作りました。

アレルギー物質入りクッキーを作りました。

前回、4回目のアレルギー血液検査で、去年よりほとんどの数値が上がったことを書きました。

その中でピーナッツは少しだけ下がっていたのですが、「家で負荷療法をちゃんとやっていたから」というわけでもないんですよね。

長男が食物アレルギーと判明して、国立病院に通うことになってから、長男の食物アレルギーが起きる食品をピックアップして、1種類ずつ病院で負荷入院して症状を調べてきました。

その結果、いくらは10g、くるみは3g、ピーナッツは0.5g(約半粒)は食べられるとなり、最大でそれくらいの量を自宅でも食べ続けさせ、徐々に体がこれらにアレルギー反応を起こさないようにしていく負荷療法をすることになっています。

・・・とはいえ、現在の我が家での最大優先事項は、アレルギー検査でも最高値のスギ花粉症の舌下療法薬シダキュアと、ダニ・ハウスダスト舌下療法薬ミティキュア

この二つはいっぺんにはできませんが、今では次まで少し時間をあければ大丈夫と言われています。

とはいえ、お風呂の前後2時間は避けるとか、スイミングに行く直前にならないよう注意しないととか、1日のうちけっこう時間が限られています。

そうなると、「宿題はやったの?舌下療法薬は?お風呂は?歯磨きは・・・」などと、常に子供をせっついている状態なんですよね。

それでも、すんなり食べてくれれば良いんですが、なかなか食べたがらない!

そうこうしているうちに、こちらも食べさせるのを忘れてしまったり、食べさせようとしたらもうなかったり(ダンナに食べられてたり)・・・。

そんなわけで、最近負荷療法は時々しかしていませんでした。

でも、(いくらはそんなに誤食はなさそうなので)とりあえずピーナッツとくるみはやっぱりできる限りしていこう、とあらためて思いました。

なんとかすんなり食べてくれないかな・・・。

最初は刻んでホットケーキに入れたりしていましたが、毎回いちいち作るのも時間かかる!

でもクッキーならいっぺんにたくさん作って、保存できるのでは?

そうとなったらネットでアイスボックスクッキーの作り方を検索。

簡単そうなアイスボックスクッキーを見つけ、さっそく作りました。

生地は半分に分け、片方にはパンに塗るチョコクリームを混ぜて色をつけました。

(たまにチョコクリームの中にピーナッツが入っていることがあるので、ピーナッツアレルギーの人は注意が必要です)

少し休ませた生地を丸太状にし、3ミリくらいにスライスしていきます。

そしてその上に、ピーナッツ0.5g、チョコレート生地にはくるみ1g分ずつ埋め込んでいきます。

これを焼けば、アレルギークッキーのできあがり!

1枚1枚、ピーナッツは0.5g分、チョコレート生地に載せたくるみは1gなんですが、けっこうな量!

ピーナッツは0.5g以上の負荷試験をしていませんが、くるみの場合は3gまで食べられるので、最大で3枚は食べられます。

アレルゲンの入っている食品を避けてきたことを考えれば、真逆のことですよね・・・。

でも所定のグラム数を計っているので、1回にどれくらい食べられるのか、わかります。

さっそく長男に食べるように促しました。

すると、最初は嫌がっていましたが、ただ切っただけよりもすんなり食べてくれました。

このクッキー、乾燥剤と一緒に保存しておけば数日持つので、おやつの前に食べさせることにしました。

 

しかし・・・!

 

家中に漂うクッキーの匂いに、姉妹たちもワラワラと寄ってきた!

ナッツ嫌いの長女は、ナッツが足りなくて載せていなかったプレーンクッキーをパクリ。

次女はナッツも好きなので、そのまま食べていました。

ママ〜、お願いだからナッツなしのクッキーも作って!

・・・いやいや、そんなの作ったら、一瞬でなくなるでしょ?

手作りだと、食べさせて良いグラム数が調節できるので良いんですが、匂いが漂うので他の家族の食欲まで刺激するのが困りもんですね。(^ ^;)

しかしかなり長女に粘られているので、テスト勉強激励の意味で週末にでも作ってあげるかな・・・。

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