Rからの返信に、頭が真っ白になりました。

日本に帰ってから私はオーストラリアでのワーキングホリデービザ取得(働きながら滞在することができる)を目標にすることにしました。

しかしワーキンギホリデーには貯金額や年齢の条件があり、私の場合設定の貯金額を貯めるのにその当時の年齢制限25歳(今は30歳までに申請すればいい)にはどうしても間に合いそうもありませんでした。

さてある日、近況などをこの旅行で知り合ったR↓にメールで送ってみました。

本当に「一期一会」なんだ、と後から思った。
最初は警戒心もあったのですが、二人は親切で、ケアンズの街をあちこち案内してくれました。でも二人とも、特にRの方は日本語がうますぎる!「どうしてそんなに日本語が上手なの?」と聞くと、「僕日本人の彼女に教えてもらってるんだ。いずれ日本に行ってタ...

しかしRからはなかなか返事がありませんでした。

あれ?と思いつつもそんなに気にしていなかったのですが、とうとう返信が届いたのです。
しかも、Rの彼女から。

そこに書かれている内容は信じられないものでした。

「私はRとお付き合いしていて、一緒に住んでいました。
しかしRは亡くなってしまいました・・・。私も突然のことで驚いています。」

というような内容でした。

あまりにも衝撃的な内容で、その数行の意味をどう理解したらいいのかわかりませんでした。

もしかしたら彼女が私のことを勘ぐって嘘をついた?

・・・といっても1回会ったきり。彼のようなタイプは、もっと親しくしている女友達とか他にいそうだし。
もし本当に亡くなっているとしたら何で?あんなに元気そうだったのに?

「タレントになりたい」と明るく言っていたRが自殺するとは到底思えないし、事件や事故に巻き込まれた?

色々考えました。

後日彼女にメールで聞いたと思うのですが、答えはありませんでした。
そのアドレスはRのものだったわけですから、パソコンなど処分したのかもしれません・・・。

もしあの時一緒に行動していたJの連絡先を知っていたら、ちゃんとわかったかもしれないと思うと、聞かなかったことを本当に後悔しました。

そして調べる術もないまま、このことはずっと心にひっかかっています。

もし嘘だとしたら「なーんだ!」と思いつつもホッとしますけどね。
結婚していいパパになっていたり?

しかし、日本でそれらしいタレントは見たことありません。

さてワーキングホリデーですが、当時の年齢制限にひっかかった私は、大使館に手紙で嘆願書まで出しましたが、結局許可はおりませんでした。

そしてその後すぐダンナと知り合い、オーストラリアで暮らす、という夢は「結婚」という新たな目標に変わりました。

この旅行で知り合った人たちはもう、連絡先もわかりません。

でも今でも、その時の感動や楽しかったこと、そして最後の衝撃的なメール、すべてが心に残っています。

そして私の人生で、また会えると思っていた人に会えなくなってしまった出来事がありました。
これは幼稚園のママ友の話です。↓

1.衝撃の告白
幼稚園では、ママ友との出会いもたくさんありました。その場かぎりで終わってしまうママ友関係が多かったですが、中には子供抜きでも続いて行く人たちもいます。Mさんは静かな物腰でおしゃれで、でも意外と面白くて、これからも長く会い続けられたらいいな、...

人生は出会いと別れの連続。
今日会えた人に、また明日も会えるとは限らない・・・。

毎日を大切に生きないといけないんだな、とふと思います。

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